第2話〜勇者の物語の幕開け〜
「んんん・・・」
そう唸って目を開ける・・・
すると目の前にいたのは青い髪でロングヘアの美しい女の姿
「やっと目を覚ましたようですね。」
そう女はつぶやく。
「えッ?ココ何処??」
そう混乱する涼。
周りは青いクリスタルの壁に囲まれている。
「私の【天界】へようこそ。」
と女はそう言った。
「え??天界・・・?」
涼は困惑した様子で返答する。
「私の名はセレーネー・マイア 女神です。」
そういって柔らかく微笑む。
「あなたは不幸にも事故で死んでしまいました。」
・・・・・・?
工エエェェェェエエ工!?
「嘘...嘘だろ??」
その願いも虚しく女神は告げた。
「これは本当の死です。」
そして女神は続けて言う。
「貴方の死因は不運なことに電車の横転事故で頭を強打し脳内血管が
切れてそのままお亡くなりとなりました。」
「おいおい、マジかい...」
涼は額に汗がブワリと流れている。
女神は話を続ける。
「しかし貴方には特別な選択肢を授けましょう 選択肢は2つです。
精神をリセットして見知らぬ誰かに生まれ変わるか、剣と魔法のファンタジー世界に記憶を残したまま転生し、天災【魔王カザアフストロ】を倒す・・・判断はあなた次第です。」
「転生を選択する!」
即答する。
これは、間違いなく前の人生では得られない『モノ』が得られると確信した―――
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます