◇初心者の小説の書き方について
初心に戻って初めての小説の書き方について考えてみました。
そもそも最初ってなんで始めたのか覚えてますか?
私は、ストーリーが頭の中にポンポン浮かぶ時期があったんです。それで浮かぶ物をイラストにしていたんですが、気づくと漫画にしたくなるんですよね。だって映像で浮かんでくるんですもの。
でも漫画が書けなかった。書きたいシーンを描くのに時間がかかって仕方なかったんです。それでさっさと書きたいシーンまで書きたくて小説に手を出しました。
そんな理由だったので、書きたいシーンはあれどエンディングは浮かんでいない。そして物語のスタートも浮かんでいない。でもそのシーンが書きたい。だけど途中から始めるというのは頭になくて、結局最初から書き出しました。
ただそれが長い道のりの始まりでした。
結局初めて書いた小説は書きたいシーンに行く前に挫折。
数ヶ月後また同じように書きたいと思って書いても、また書きたいシーンの前に挫折。
別の物語も同じく書きたいシーンに行く前に挫折。
漫画より大変か?とか思いました。
どうしたらいいねん。て感じでした。
そして気づくんですね。しょっぱなから長編は無理だって。
できる人もいますよ。それはいます。でも私は無理でした。そこで今回のお話。
初心者の小説の書き方、です。
これは初心者で、書きたい物があるけど書ききれない。という人や、書きたいものはないけど、小説がかけるようになりたい。という人で、時間をかけても構わない。という方向けです。
もう今すぐ長編書きたい!って方は遠回りになるので、一度書いてみて無理だった!ってなってみるのがおすすめ。さっきも言ったようにできる人もいますから、それでできたらオッケーですし、できなかったら戻ってきてみてくださいな。
◼︎POINT 1
【ショートショートから始める】
またそれか。と思った方もいるかもしれないですが、またそれです。前にもこんな話した気がしますがまたそれです。
要するに書く事、完結させる事が大事なんだと思います。それができなきゃ小説は書けない。でも長編だと完結までがとても長いですよね。そこでショートショートです。
すぐ完結できて、始まりから終わりまでをかける。勉強になる。完結した経験ができて、書いた経験がつめる。いい事ばっかりです。
そこからだんだん文字数を増やせばいいのです。書く枚数が増えて、だんだん書く事に慣れてきたら、さぁ長編に挑戦できますよ!
◼︎POINT 2
【最後まで書ききる】
終わらせるってことはとても大事な事だと思います。
そもそも完結までかけないと小説って成立しないですよね。だから必要な事です。
そしてメンタル的にも必要だと思っています。終わらせるって達成感につながる。べつに大多数に公開する必要はないかもしれません。ただ書いて完結させたって事が大事だと思います。
ちなみに最後まで書ききるコツは個人的には2つ。
・結末まで考えてから書く。
・箇条書きでもなんでもいいから完結まで一旦書く。
ショートショートで見切り発車というのはあまりないかもしれませんが、結末までしっかり考えてから書くといいと思います。なんとかなる。はなんとかならない。そういうもんです。
また綺麗な文章を目指す必要はないかなと思います。最初は「予定と違う」となる可能性が高いですが、とにかく荒くでも書ききる。そこから推敲していくというのが楽ですし、勢いよくかけるPOINTだと思います。
大事なのはPOINT1のように短いのから始める事。完結まで時間がかかるのはモチベーションに影響します。できれば1日で書ききってしまいましょう。
◼︎POINT 3
【慣れた頃に誰かに読んでもらう】
それは難しい。って思った方もいるかもしれませんね。
友達にも家族にも秘密なんだ。かといってさっき大多数に公開する必要ないって言ったやんけ。って。なりますよね。言いました。確かに。
でも本当に見せられない友達ばかりですか?
あなたにはネットという場所があるじゃないですか。
おすすめなのはディスコードなどのコミュニケーションがとれるSNS。ある程度同じ目的の人が集まっているので、入りやすく、相談しやすい。そして読んでもらいやすい。さらにディスカッションもしやすい。「初めての小説です。甘めに教えてください」っていえば多分甘めに指摘してくれます。
ただ時々すごい辛口な人もいます。なぜかというと性格悪い人はどっちかといえばマウントとりにくるから(笑)そういう時は「この人かわいそうな人だな」程度に思えばいいんです。多分。でも真摯に受け止める気持ちがあるなら、受け止めてもよし。
問題は受けとめた結果折れちゃう可能性があるって事。そういう傾向があるなって人は最初に告白しちゃってください。「お手柔らかにお願いします!」って。
なろうとかに乗せて感想もらおうっていうのは甘い!
まずそもそも感想ってそんなにこないし、きても対人ということを忘れた方が多いです。
辛口すぎる物がくる可能性高いです。なのでディスコードのように対人感があるところがおすすめです。
POINTは、最初の作品を見てもらわない事。
初っ端から心を折られに行く必要はないです。できれば慣れたころにお願いするのが良いと思います。書き慣れていない。書けない。そんなときに読んでもらって心折れるなんてもったいないので。
そうして客観的意見を取り入れてみてください。思った以上の収穫があるかもしれませんよ。
一人で書いていると孤独な気分にもなるので、そういう意味でグループも大事だと思います。ただ、グループに遊びに行く事が目的になって小説書かなくなるのはNG。まぁご本人がそれでいいならいいんですけど、目的を忘れないようにね。
◼︎POINT 4
【昔書いた作品を推敲してみる】
これは必須ではないんですが、ちょっと壁に当たった時なんかにおすすめ。
ああ成長してる。って実感できる大事な場面になると思います。
慣れはあってもうまくなってる気がしない。というのはよくある事なので、実感できることをするのがいいと思います。
結構楽しいですし、前に書いたショートショートを長編に直すのもいいかもしれないです。
さぁ。小説の書き方とかルールなんて二の次でいいんです。
やってみる事大事。だと思います。
多分。
きっと。
うん。
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