落ち込んでいる話

 先日長編が一つ完結し、その後のランキング推移の分析で毎日たのしくやっておりました。


 私、分析すきなんですよね(苦手なのだけどね)



 ところが、その完結ブーストがおわった瞬間、何もかもがどうでも良くなってしまったんです。不思議。

 

 多分気づいてしまった。


 私ってたいしたことないなって。

 

 

 きっかけは、長く上位にある作品を読んでみようということでした。

 いままで読んでなかったのがおかしいのだけど。とにかく読んで、なぜ長期的に上位に居続けているのか分析してみようと。


 そして無事?挫折しました。


 

 私には書けない。って思ったんですよね。

 無理だなぁって。

 

 上位の方の作風は私が書いてるテンプレとそれほど変わらない。

 では「いつからこんなにお気に入りが増えているのだろうか。私にみたいにお気に入り30とかのもあるのかな?」



 ありませんでした。

 中には一発目の方もいましたし、全作品めっちゃお気にりいされてるかたも……。

 私の一発目ともいえる長編は、恋愛ジャンルの100位の壁を越えられなかったのに……。

 悲しいです。


  そしてそれらを読んだ時思ったんです。


 「ああ。面白いな。私のとは違って」



 わたしの書いたのはただのテンプレ。

 彼らが書くのは面白いテンプレ。


 雲泥の差がある。

 

 まずアイデアがね、ちがう。

 それから文章力。

 語彙力。

 つたえる力、

 

 そしてセンス。


 いやセンスに関しては、言い訳じみてるのでやめておきます。


 ともかく何もかもができてない自分に愕然。

 ただもっと厳しいと思ったのが


 真似できるほどの大きな違いを感じられなかったこと。


 つまりどう言うことかというと、

 ものすっごい違うなら、その人の書き方を真似してみるという手法で、ある程度能力を一時的なら上げられるんです。


 でも、何かがちがうけど、うまく表現できない。となると真似ができない。


 上位の方の作品はそんな感じなんです。

 

 web系ではないラノベ作者の作風は若干真似できても

 web系の作者の作風は真似できない。

 

 これは別に私とその方達との能力の差が微量だなってことではないです。断じて。

 そうではなく、文体の独自性のあるなしです。

 

 一般ラノベは独自性が強い文体でも読まれるようなのですが、webでは独自性が強い。つまり癖のある文体は好かれない。

 癖があるということは読む人に若干のストレスを与えると思います。

 これは悪いストレスではないです。

 分析すること、推測すること、感じること、思考すること。それらに付随する労力というストレス。これが本にはある。読む人もそれをする余裕がある状態で本を読むからです。


 でもwebだとそのストレスが不要。というより邪魔なんですね。


 通勤通学で読む。休憩時間によむ。それにストレスは邪魔です。

 さらっと頭を空っぽにしても楽しい。それが大事。

 だから独自性を意識的に排除している。


 この独自性が排除されていると、真似するのがすっごくむずかしい。


 

 だれでも簡単によめる。さっぱりとした文章の真似って難しい。ってことなんです。


 ああ、そうなると私は真似することができない。

 それでは似せられない。分析してもしても理解できず、きっと私にはかけない。


 そう思ってしまった。


 くらい話ですみません。


 こういう時はこうも思います


 このエッセイだって誰も読んでないのにって。

 だってお気に入りもしおりも0ですもの。

 だれもここの文章読んでませんて。

 なんて、もし万が一読んでる方がいらしたら、大変失礼です。すみません。


 とにかく私は落ち込んでいる。

 そしてモチベをうしない。この4日ほど小説を書いてない。

 絵も書いてない。


 堕落の人生。


 ああ、無情。



 とかどうでもいいこと言ってないでさっさと書けって感じですね。


 でもちょっと休憩させてください。

 はい。



 



 

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