もっと親しんでほしい



 タイトルとあらすじがほぼ7割。


 とかいう話を聞きますが、実際どうなのでしょうか。


 それをどうにかしたとして、本当に読まれるのだろうか。仮に読まれても、長く親しんでもらいたい。そんな気持ちが出てきました。


 

 というのも、最近令嬢ものの短編を書いていて、小説家になろうなどでは、ご評価いただきランキング上位に食い込むことが多くなってきました。

 とてもうれしい限りです。

 

 しかしランキングからはすぐおちてしまう。

 当然ですよね。

 短いですし、サクサク読めるように書いているからか、内容も薄い。実力不足でしっかりとしたカタルシスを与える作品に仕上がっていない。

 そんな刹那的な作品ですから印象にも残らないのです。


 

 それがすこし寂しいなと思うようになりました。


 できるなら、読んだ方の心に残るような作品を。

 心から笑ったり泣いたりできる良作を届けたい。

 そして名前を覚えてくださったり、私の作品がすき。なんて言葉をいただいてみたい。

 



 じゃあ、そんな作品を作るためにはどうすればいいのか。

 まず、能力的なところは必須ですね。

 そこを鍛えないといけないのは間違いないです。

 一方で、言ってしまえばありきたりで、特別にものすごい文章力があるわけではなくとも、なぜか多くの人の心に残る作品もあります。

 不思議なものですが、実際あります。


 そうした作品はなぜそんなに人々に愛されているのでしょう。

 多くの人がランキングの上位にいない段階でその作品を見出してくるうのには理由があるはずですよね。

 でも、それがわからないんです。


 


 こうして考えていると、やがてこんな気持ちがわきあがってきます。


「ずるい」

「いいな」

「羨ましい」

「才能ない」

「どうせ私なんて……」


 ううん。よくない傾向です。


 でもそういう気持ちになってきます。

 どうしたらいいのですかね。どうしたらもっといい作品になるんでしょうか。

 誰かと語り合いたい一方で、語りたい人の多くは己の道を行く人である場合が多く、話が平行線になりがちな印象です。


 どこかに令嬢ものを分析しまくっている方はいないのでしょうか……。



 


 

 

 



 

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