ショートショートでインセンティブを稼ぐ(推奨はしません)

 「短編をまた書いてモチベーションを上げたい」


 そう言ってショートショートを試した私ですが、

 今のところうまくは行ってません。


 それで、同じようにショートショートを量産している方を参考にしようと思って探してみました。


 「恋愛」ジャンルのランキングを上から眺めて

 数千字以内で完結している作品の作者さんをみに行く。というものです。


 中には2000字以内の作品を一日に何作も書いて、完結させていらっしゃる方も……。


 すっごい。


 当然作品数も多いです。

 そんなに思い浮かぶのがすごくないですか?


 でその方達の作品を研究しました。

 

 印象としては、長いあらすじ。と言う感じ。

 起承転結をしっかり決めて、それを短い言葉でつなげて一作にする。


 例えば


+++++++++++++

「ルーラさん」

 どこか心ここに在らずだったルーラは、ミランダに呼びかけられてハッとした。

 気づけば目の前にグレンが立っていた。

 無言で手が差し伸べられる。

 本来ならば、誘いの言葉を言うものだが、グレンは唇を引き結んだままだ。そんな頑なな態度が好ましく見えて、ルーラはわずかに唇を綻ばせると、そっとその手を取った。

 グレンが二番手に選んでくれたことが嬉しかった。

 他の令嬢たちもわずかにほっとした様子を見せる。

 曲が流れはじめる。

 中央に躍り出た2人をレティシアが見ている。ルーラの黄金の髪がふわふわと揺れた。

 ルーラはその視線を感じながらも、今は何も考えまいと思考を遮断する。そしてそっとグレンの横顔を盗み見た。

「……どうした」

 低い声が、ルーラの耳朶を打った。


 +++++++


 なっがい例文で申し訳ない。

 これは私の書いている小説の一箇所なんですが………。


 これじゃ短編がいつまでたっても終わらない。

 しかもどうにもこういうのはやはり、web小説では受けない!

 (そして普通に分かりにくいな、おい)

 

 ああ、詳細に書き込まられた純文学のような文章でウケた作品もありますから、そこは実力が………………とかって話もありますが(泣)


 簡単に短編にするならこう。 


+++++++


 ルーラはグレンとダンスをした。

「……どうした?」


 ++++++

 


 と言う感じに短く分かりやすく。





 正直に言うと、この手の書き方は好きになれません。

 読む分にはたのしいんですが、書くのは苦手というか……変なストレス溜まりそうです。

 長々と説明するのが好きなんです。

 無駄に心理描写入れるのが大好き。

 セリフよりも地の文!


 という感じなので、インセンティブを稼いでモチベをあげる。という目的であっても、こういう書き方ができない。できないというよりしたくない。


 この方法を使っている方を貶すつもりは全くないです。

 

 これはある意味マーケティングの賜物です。

 小説の場において、読む人の好みに合わせるのは必須能力かもしれません。

 ニーズを追うというやつもそれですね。

 web上ではどういう文が読みやすいのか。それの分析の賜物でもあります。

 これに則って書けると言うのがすでにすごい。才能か、努力か。うーん。

 あくまで、私ができないって話なのです。

 実際読むのは好きなので。



 それでも試してみるのは大事かもしれない。

 そう思って今ちょっとそういう感じで文章かけないかどうか模索中です。

 一応今書いている「元不良転生令嬢」は簡易的をめざして書いてみました。


 あれでいいのか分かりませんが、頑張りたいと思います。


 

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