第252話 五つ星

我が毛利家の家紋といえば『一文字に三つ星』だが、かつて『五つ星』だった事がある。


並ぶ三つ星は将軍星だが、左に執権北条氏と右に足利尊氏を天秤にかけた我が毛利家とも読める。

上下に分かたれた二つの星は、持明院統と大覚寺統の“治天の君”を巡る争いに端を発して、南北に別れた朝廷に外ならぬ。




★☆★


いや、知らんし。

完全な、でっちあげの、なんちゃって史です。


いやー。

『五つ星』の家紋の有名どころっていうのが“毛利氏”って書いてあったからさー。

かといって、毛利と言えばの元就くんは、間違いなく『一文字に三つ星』だからして、じゃあ、ちょっと過去を遡って、いい感じのとこを探ろうって出て来たのが、"毛利時親"という人でした。


なんつーんですかね。

子供と孫が南朝についたので、軌道修正するのに曾孫を北朝につけて、安芸の地盤を維持したって、なんか、真田昌幸みたいだわって思っちゃいました。


…つか、今になって思ったけど、『五つ星』の毛利氏って、もしかして、庶流の方か?


いや、もう、知ら~ん。



☆★☆


次のお題は〖漂白〗

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