第209話 元気が出る

落ち込んでる時。

天気が良ければ庭に出て、地面を見る。

それから、蟻の行列なんかを見つけたら、餌を運ぶ何匹かの邪魔をしながら餌の大本に向かう。

到着したら、それを落ち葉とかで掬い上げて、全然別の場所に運ぶのさ。

「けけっ。ざまぁ」

って、性格は悪いけど、元気が出るんだ。

俺だけじゃないって。




☆★☆


次のお題は〖拾いもの〗

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る