第166話 詰む
会長の喪が明け、ようやく漕ぎつけた社長令嬢との結婚式。
寄りにもよって、なんでヤリ逃げしてやった女なの?
★☆★
十ン年前。
会長は、専務に政略結婚をさせる為に、女性との結婚を反対したんだろうな。(きっと、社長も政略結婚。でも、こっちはイイ感じに)
それで、当時、専務のカノジョだった奥さんは、身を引いたんだろう。
(実家の借金の肩代わりとか、手切れ金とかを握らされたのかもしれん)
そこまでして別れさせたのに、専務と、政略結婚相手との結婚は実現しなかったし、奥さんは、娘を妊っていた。
奥さんは、『子供を取られる』と思って、専務に連絡しなかったとかじゃないかな。
そして、ここ1、2ヶ月で、本当に偶然、専務と奥さんは再会し、会長によって歪められた運命を、取り戻した。と。
でもって、主人公は、会長が亡くなった事で、結婚式が延期になり、その間、どこか支社とかに赴任研修(次期社長になる為の武者修行?)に出され、まだ自分が“専務の娘”とは知らない娘さんを現地カノジョにして、本社に戻ると同時に音信不通にしてたんだろう。
クズですね~。
詰んでて、ざまぁ、ですね~。
☆★☆
次のお題は〖戦闘力〗
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