第164話 弱酸性
私のカレは弱酸性。
職場から満員電車に揺られ、へとへとに疲れ果てて帰ってくる私だけど、カレは優しく癒してくれる。
お風呂上りの寝室で目を閉じれば、ヒヤッと冷たいキッスが沁み込んで、翌朝にはピカピカに潤うほど。
難を言えば、コットン経由でキッスされる顔の場所は、右手次第だって事かしらね。
★☆★
『薬用◯ューネくんのCMを見て、自分の使っている弱酸性の美容液(か何か)から出て来た◯ューネくんをカレシだと妄想しているOL』
目を閉じているのは、頭の中の妄想カレシが、あたかもそこにいると思い込む為、だね。
薬用◯ューネが、弱酸性なら、薬用◯ューネかもしれない。
★
いや。
最初は、胃酸ぐらい尖っていたカレシが、弱酸性に落ち着いたって話にしようと思ったんだけど、アルカリ性やらphやらで、どっちがどーやねんってわけわかめになったもんで…。
リトマス試験紙で赤や青に変わる、ぐらししか解んねー。
☆★☆
次のお題は〖塩コショウ〗
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