第129話 抗う
“貴婦人の嗜み”は、面倒なものだ。
秋波を送ってきておいて、いざとなれば、
「そんなつもりは…」
と、顔をそらし、柔く私を押し退けて抗うのだ。
ならば、と、踵を返しただけなのに、影で『恥をかかされた』と恨んでくる"淑女"は、一体、何がしたいのか。
娼婦の爪の垢でも煎じて飲んでくれればいい。
★☆★
と、仲間内で、モテ自慢をする貴族青年。
☆★☆
次のお題は〖くすぐる〗
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます