第120話 あさっての方向

明後日の球技大会が終わった後、

先輩に告白するのを迷ってる私に、

昼休みには、

「絶対に告白したほうがいいよ」

と、後押ししてくれていた友人が、放課後になって、

「ちょっと明後日の方向に行ってきたんだけどさ。

 えっと。傷つきたくないなら、止めたほうがいいかも」

と、訂正してきた。


ん?

どゆこと?




★☆★


この友人。

実は、タイムリープできるのだ。


告白した主人公がフラれるのを見たんじゃないっすかね。




〖あさっての方向〗に物理的に行かせてみたんだが…。

ん?

こういう事じゃないって?(笑)



☆★☆


次のお題は〖句読点〗

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る