第061話 桟橋 ②
「もう、行くの?」
「ああ、間もなく出航だ。
泊めてくれて
「ねぇ! また…来てよ」
「さぁ…どうかな。
それは俺の
ま。俺なんかさっさと忘れろや。
どうせ、明日には、次の船が来るんだろ?」
「…」
「責めてるわけじゃない。
お前は桟橋。
入港する船を繋ぎ停めとくのが仕事なんだから」
★☆★
困った時の擬人化。
港々に女を作るのは船乗りばかりじゃない。
そして、そんなカモメな船乗りをとっかえひっかえしてる女も。
船だって桟橋と寄り添っているわけで…。
☆★☆
次のお題は〖海鮮丼〗
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます