第053話 空気清浄機

拭いたティッシュには、でろりと粘つく透明な液とは別に、卵のカラザのようなものが混じる。

顔中ぐちゃぐちゃにして、瞼が腫れるほど泣きじゃくっても、何度も、何度も一杯になって、堪らず開けた口にも容赦なく喉の奥まで。


嬲り飽きられぬままの帰宅。


空気清浄機よ。

早く。

この花粉をどうにかしてぇ。




★☆★


花粉症って、苦しいよね。

目…痒いから、ついつい擦って、涙は出るし、瞼が赤く腫れるよね。

鼻水…最初は、粘り気のある透明なのが、白とか黄色の膿の塊も出て来るよね。

ティッシュでしゅんでも、しゅんでも、方言か? かむ?鼻の穴の中に鼻水が貯まって、息苦しいから、口呼吸するも、喉の奥がイゲイゲして、ね。


という事で、花粉症の症状を書いてるだけだよ。



主人公は、外出先で花粉症の薬が切れたんだろうね。

それで、車に乗って急いで帰宅。

帰宅後、すぐに空気清浄機の電源を入れ、薬を飲むも、効くまでに時間はかかる。

ってところでしょうか。



関係ないけど、コロナでマスクするようになって、花粉症の薬を飲んでない気がする。



☆★☆


次のお題は〖的外れ〗

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