ロアと炎狐の魔剣士
甘烈なかぐろ
prologue
火蓋を切ったのは、エレノアだった。領地奪還のため、隣国のノクトールへ宣戦布告をしたのだ。幾度かの休戦を挟みながら、その名の通り百年余り続いた戦争は、エレノア、ノクトール含む四大国によって、世界に多くの犠牲を出していく。結果、エレノアの勝利によって幕を下ろすが、戦火の代償は大きかった。四つの魔神が生まれ、再び世界に暗雲をもたらしたのだ。
一つは、氷の魔神・
一つは、水の魔神・
一つは、炎の魔神・
そして、闇の魔神・
魔神を恐れた人々は、残された力を使って魔神を異界へ追い込んだ。そして、魔力の根源を用いて扉に鍵をかけ、封印を施した。その鍵の管理者は、体内の魔力核に鍵を埋め込み、異界の扉の封印を守る。
それが、現代に繋がる重要な歴史の大略だ。
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