第4話 加藤ちゃんの家

(リビング)


「普通そこはただいまじゃなくて、お邪魔しますと言うべきでは?」


「まあ〜いつか僕のうちになるかもしれないし?細かいことは気にしない方がいいよ!加藤さん」


「………………あなたに何言っても無駄な気がしてきたわ」


「加藤さん加藤さん!僕お腹すいた!」


「私はあなたのお母さんじゃないのよ」


「でも、ここは加藤さんの家だし。僕じゃ勝手がわからないよ……」


「………………………」


「僕加藤さんの手料理たべたいな!」


「…………………………… 」


「加藤さん、かわいい!すてき!だいすき!!」


「…………………………………」


「次は僕が加藤さんに手料理振る舞うから〜〜お願い!(きゅるん)」


「三竹くんの手料理が食べれるの?」


「もちろん!加藤さんが好きなものを作るよ」


「仕方ないわね……あとその顔気持ち悪いからやめなさい」


「気持ち悪いはひどくない?!」


「まあいいわ。今うちに食材ないから買い出ししにいくわ」


「やったー!!僕は荷物係としてついて行くね」

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