港の妖怪

えびた

第1話河合 武命

「転校生ですか。」

本当から離れた島に転校生が来ることになった

その子の名前は雪峰 千春というらしい

そこ子は雪峰財閥の次男らしい

噂では長男はとんでもない遊び癖があるとかなんとかで跡取り争いになり兄を刺してここの別荘に隔離とかなんとか…まぁ余計な詮索をするのも相手に取ったら都合が悪いだろうそんな1人のことよりクラスの皆の事について考えねば…

学年で噂になっている「港の妖怪」「魔女」ついて毎回職員会議にでてくるのだ。

ボサボサの白い長髪に赤色の瞳まさに物語にでてくる魔女その通りだ

「めんどくさい」

独り言を溢した。他の職員の方には聞こえていなかったらしくいつもとおなじ時間が流れた

いや聞こえていても無視するかそうだよな僕だってそうする

「た、け、る、くーんめんどくさいよな!!まじわかんぞ」

急に馴れ馴れしく方を組んできたのは1組担任の其阿彌 太郎だ生徒からはあみっちゃんと呼ばれ慕われているいつも「其阿彌ってあんまし聞かない名字じゃん???なのに名前太郎って逆に他にいないよながはは」と豪快に笑っている

「な、なんでしょうか?」

つい聞き返してしまった

「いやいやーたけるくんにめんどくさいといわせる日がくるなんてなー」

「どういう意味ですか?あとたけるくんってやめてくれませんか?」

「いやいやーいっつもたけるくんって教頭から雑務押し付けられてほぼ連日徹夜でしょ?それに飲みに誘ってもこないし不満言わないしそんなたけるくんにもめんどくさいって感情あったんだなーって」

この人は馬鹿にしてるのか?同じ人間なんだからめんとくさいって思ってもいいだろう

「…別に楽しいからやってるだけですそれ以上でもそれ以下でもありませんし働かさせて貰ってる身です。容易く不満は言えません」

「ふーん…ってかたけるく…ゴッホンたけっちも俺のことあみっちゃんって呼んでいーしタメではなそーや」

何故言い直したのに悪化したんだ?タメ口だって?話せるわけないだろ意味がわからないこいつはなんなんだ?

「遠慮しておきます」

「えー」

「あみっちゃぁぁん社会のノート!!」

「あ、おい2日提出期間過ぎてんぞー!!」

「だしたしぐっじょぶ」

「まー許そうって課題やってないじゃんかっ!?」

「許してくれめんす~~」

「おい!!あ、話の途中だったなーったく元気が良すぎるんだよなぁ2年組は」

「フレンドリーで僕は其阿彌先生のそういうところ良いと思います」

そろそろじぶんの席に帰ってくれないか?僕の隣の席は空席で折角良い席だと思っていたなのにうるさいやつがきたら意味がないだろ…

「其阿彌先生僕は少し仕事に専念したいので応答できなくなります。其阿彌先生も次は授業あるそうですしそろそろ移動しないと授業開始時間に間に合いませんよ?」

「お、もうそんな時間か!!またはなそーや」

出来ればもう話したくない

其阿彌先生が次のクラスへ移動し僕はそっと目を閉じた

よしやろう

教頭に押し付けられた大量の雑務をたんたんとこなした。

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