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  • 第1話への応援コメント

     新巻様のコメントにある通り、(開催当時7月ごろの)かの地の現実を描いた作品であると解釈してコメントします。まだ終わっていない、状況は殆ど変わっていないのでしょう。メディアの伝える姿でしか見ていない苦界、私が何も知らない国。そこに放り込まれるような作品でした。冒頭から描かれる青い花畑はどこか死の気配を伴う美しさで、リノウさまの姿からも弟ユーリの無垢さからもその冷たい気配は漂ってきました。特に印象に残ったのはイリーナの左腕と、燃えるような空に亀裂として描かれた樹影です。戦禍の火の色と死を纏う影色のコントラストは恐ろしく鮮烈でした。生と死を分かつ切り替わり、繋いで向こう側へと行った残された者の片腕。「物語的な、残酷な美しさ」と言うには私は現実の方のそれを知らなすぎるのだろうなと突きつけられました。このリノウさまは読み手に足りないものを写すようでした。

     大変遅くなり申し訳ありません。この度は自主企画にご参加いただきありがとうございました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    読んでくださって嬉しいです
    言葉から感じる情景からアプローチしたらこんな絵になりました
    かの国の人たちが花を持って平和な明日を喜べる日が
    早く訪れるといいのですが

  • 第1話への応援コメント

    今を切り取った作品でした。
    目を背けたい現実が追いかけてきた気がします。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    言葉にならない苛立ちを感じます
    古い歌ですが
    「鉄砲と花」という歌をおもいだしながら書きました