第37話 線状降水帯

 最近は、線状降水帯予報ができるようになった。かつて、集中豪雨と呼ばれていた事もあった。湿った暖かい風が前線に供給されて活発な雨雲が形成されて大量の降雨が起こる現象だ。

 今回の降雨は私の住む地域にもかなりの被害をもたらした。流水に流された人もいた。胸の痛いことだ。国宝、重要文化財の寺社などに土砂や水が流れ込んだりもしている。国宝、重文は復旧するにも文化庁に許可が必要で時間が掛かるだけにこちらも大変な話である。

 年々、水害、熱害、寒害、干害等の話題が増えているように思う。単純に温暖化のせいだと言うつもりは無いが、ラニーニャ、エルニーニョという海水温の異常は余りにも規模が大きくて心配になる。

 ただ最近は、温暖化の話題が多くて、黒点活動の異常が地球に与える影響についての報道があまり出なくなっているのが気になる。こちらも本当は怖い話である。詳しい事は調べて欲しいのだが、周期異常が出ないことを祈るばかりだ。

 私の自宅は問題ないが、現在、和歌山は被害が大きい所も多いので、多少影響を受けている。何はともあれ、また雨が振りそうなので、誰もに被害が出ないことを祈るばかりだ。

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