第12話 ジン 1

 ジン、好き嫌いの分かれる酒だと思う。強いスピリッツにジェニパーベリーというネズの実の香りを付けたものだ。元はジェネーヴァと言われていたものが短くジンと言われるようになった。

 有名な銘柄は、タンカレー、ゴードンズ、ビーフィーター、ボンベイサファイアあたりだろうか。カクテルベースとしての役割が多く、ジントニック、ジンリッキー、マティーニ、ジンアンドビターズあたりが有名だろう。

 カクテルベース用に安いジンも売られている。ウィルキンソンジンロンドンドライやギルビーあたりだろう。アルコール度数で価格が変わるが、1000円以下で買える。最近は、国産ジンでも六、季の美、桜尾や翠などの個性のあるものが出て来ている。もちろん価格もカクテルベース用に比べると高くなる。

 私はほとんどカクテル用に使うのだが、ストレートで呑むときがある。それは、風邪をひいたときだ。風邪で喉が苦しい時、何故かジンのストレートが効くのだ。元々、ジンも解熱用の薬酒として造られた酒なので、間違った呑み方では無いと思う。ちなみにこのときのジンは、タンカレーにしている。

 ジンの種類は、ドライジン(ロンドンジン)、オランダのイェネーバ、ドイツのシュタインヘーガー、砂糖を加えたオールドトムジンといったところだ。スロージンは、ジンと言う名前はついているが、ジェニパーベリーの代わりにスローベリーと言うスモモを用いたものだ。

 それぞれ、種類、メーカー、度数で味わいが違う。ギンギンに冷したジンが美味しい。



-------------------------------------------------------------------


 ちょっと暑さで疲れが出ているので、短くなったり、更新が飛ぶ事もあるかもしれません。ご容赦下さい。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る