第9話 梅酒1
梅の実が手に入ると、梅酒を浸ける。
梅1キロに氷砂糖1キロ、ホワイトリカー1.8リットルが標準的なレシピだろうか。
私は氷砂糖を500グラムにする。甘みを少し抑えたいからだ。
だいたいそのまま2年ぐらいは寝せる。梅がシワシワになって、味がマイルドになったものが好きだ。呑むときは、梅酒1、焼酎2か3でロックにする。ソーダ割りにするのも夏などは良い。
果実酒を色々と浸けている。レモン酒も良い。レモン5個、グラニュー糖500グラム、ホワイトリカー1.8リットル(以下の他の果実酒も量は同じだ)を浸ける。レモンは皮を剥いたもの4個、剥かないもの1個を半分切りにして浸ける。1月ぐらい浸けたらレモンは取り出し、後は熟成させる。同じやり方で、夏みかん2個で夏みかんを浸けたが、これは最高に美味しかった。皮は半個分で十分だ。ハッサクでも美味しい。
金柑も風味豊かだ。
イチゴ酒は色と香りが楽しい。イチゴ1パックをヘタの部分を切り取って浸ける。だいたい2週間でイチゴを取り出す。
クコの実の干したものを100グラム使ってクコ酒も薬酒らしくて面白い。
キウイは皮を剥いて丸のまま4個浮かべて置けば良い。
ホワイトリカーを使うと熟成期間を長く取らないと味が馴染まない。甲類焼酎の尖った味がどうしても残りがちなのだ。
果実酒を浸ける際に他の酒を使うのも面白い。簡単なのは、ホワイトリカーの代わりに米焼酎や麦焼酎、黒糖焼酎、泡盛、ブランデー、ウイスキー、ラム、ウオツカ、ジンなどで作ることが出来る。アルコール度数35%以上ならどれでも問題無い。ブランデーは甘いので砂糖をさらに控えめにしても良い。ウイスキーで浸けるときは、私はブラックニッカクリアとホワイトリカーを1:1にして使う。
果実酒に糖分は絶対に必要だ。糖分が無いと果実のエキスが出ない。あまり糖分を減らすと色が薄くなったり味が出ないので、最低400グラムは入れて欲しい。
果実酒は酒のアクセントになる。もし、興味があれば作ってみて欲しい。
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