第3話

「さてと、自己紹介はしたから、ギドラさんが帰ったら早速魔物の説明となぜ私が一番適任なのか説明することにするね」

「邪魔者みたいなので私は帰ることにするよ、ここでは目的も今は果たせそうにないから、ではさようなら」

そう言ってギドラさんは書店を出ていった。

「これから説明するけど私が一番適任だと言った理由は私が単語の魔物の一体だからなんだ、まずは普通の魔物の説明からすると、魔物は空気中に含まれている魔素が集まって生まれる、ただこれは普通の魔物だけに限られていて、単語や色の魔物はまた別の生まれ方をするけどそれはまた後で説明する、魔物は強さに応じて危険レベル五段階、災害レベル十段階の計十五段階に分けられているの、冒険者登録は済んでいるだろうからステータスに総合レベルの表記があるのは知ってるよね、そのレベルの高さに応じて分けられていてそのうちわけはこうなってるの」

そうラプラスさんは言って一つの表を出して主人公達に見せた

危険レベル1総合レベル1~40代表例ゴブリン・スライム

くわなどで武装した農民一人で対処可能

危険レベル2総合レベル41~80代表例ホブゴブリン・オーク

駆け出しの狩人一人で対処可能

危険レベル3総合レベル81~150代表例ハイオーク・ゴブリンキング

騎士三人で対処可能

危険レベル4総合レベル151~300代表例オーガ・オークキング

熟練の狩人十人で対処可能

危険レベル5総合レベル301~500代表例ハイオーガ・ゴブリンクイーン

騎士団一つで対処可能(30人で一つとする)

災害レベル1総合レベル501~700代表例オーガキング・オーククイーン

小国一つが総力を出して対処可能

災害レベル2総合レベル701~1000代表例オーガクイーン・グリードスライム

大国が総力を出して対処可能

災害レベル3総合レベル1001~1500代表例デュラハン・ワイバーン

一つの大陸が協力しあい総力を出して対処可能

災害レベル4総合レベル1501~2000代表例レッサーデーモン・小鬼人

化け物の中でも更に化け物と言われている人で対処可能

災害レベル5総合レベル2001~2500代表例魔豚人・アイスワイバーン

勇者や魔王で対処可能

災害レベル6総合レベル2501~3000代表例魔鎧人・竜魔人

対処不能

災害レベル7総合レベル3001~3500代表例 鬼神天喰きじんあまじき・魔神グリムリーパー

対処不能

災害レベル8総合レベル3501~4000代表例幽冥獣・悪魔(王級)

対処不能

災害レベル9総合レベル4001~5000代表例地竜王アストル(古竜)・悪魔(大公級)

対処不能

災害レベル10総合レベル5001~無限 代表例炎龍茜(古龍)・森神フィーロ

対処不能

主人公達はその表を見て絶句した、そしてその後、矢継ぎ早に質問を重ねる

「すみません、この表の中に書いてある小鬼人と人の違いは何ですか?魔神や鬼神みたいな神様がなぜ魔物に数えられているんでしょう。」

「まず小鬼人は魔人の一種で人型に進化しただけなの。それと魔人は魔物の最上位種で魔物ごとに雌雄しゆう一体しか到達できない特別な魔物でそれ以上増えるためには魔人同士で繫殖するしかないの。そして魔神や鬼神は魔物の中でも特に強力な個体が亜神の称号を得て進化するもので、神様ではないから入っていて、茜さんやフィーロ様が入っているのはこの表が人類種や亜人種の脅威になるものをまとめたものだからです。」

「分かりました。では参考までに今まで視た事ある中で総合レベルが一番高かったのでどのくらいでした?」

「それなら総合レベル4963の地竜王アストルですね。」

「それ災害レベル9の魔物ですよね。どこで会ったんですか」

「炎龍山の麓にある地竜の巣です。あいつ名付きですからね、魔人とは違いますが人の姿になる事も対話も可能でしたよ。それと錬金術士の子は少し残ってくれないかな

教えたい事もありますし」

「分かりました、じゃあ二人共先に宿に帰っててくれない、用事が終わったらすぐに帰るから」

「了解。ラプラスさん香衣理かいりをよろしくお願いします。」


あとがきこの後今の能力紹介を投稿してから本編に戻ります、伏線を三つ能力紹介に隠しています。頑張って見つけてみてください。これかなと思ったらコメントに残しておいていただければまた返信させていただきます。

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