VRMYGP

永遠の絆

第1章新生活

第1話 プロローグ

西暦xxxx年の未来の地球

この世界では、ヴァーチャル技術が発達し日常生活に溶け込んでいる。

過去に専用のコースでしか走らせる事が出来なかったレースは、

年月と技術が解決して、専用のコースは、ヴァーチャル上に設定可能になり、

専用の端末と専用のドライビングシミュレーターと、

小型の3Dスキャン装置と、路面再現スピードチェッカーと、

GPチップ搭載のマシンとVRゴーグルと勝敗と、

賞金と、マシン不正改造等の不正記録と所有マシンの台数登録記録、

レースの勝敗数、レーサーランキング、レース前の公式車検の合否判定結果等を、

記録する専用のICカード、差し込み型スキャナー、

車検用の3Dスキャナー、

予備のパーツとメンテナンス道具に作業スペースに通信設備、

マシン登録や公式車検届出書等の記入用のパソコン、

公式戦用のアプリ(一度インストールすれば、アップデートのみ)これらの環境整備でレースは、開催されている。

そんな、世界で一人の青年がその道へ踏み出すところだった。

「ようやく、買えた、長い道のりだった。

まさか、ドラビングシミュレーターが、あんなにも高額、なんだよ、安いモデルでも

数十万はしたよ、一体型の装置が在って良かったよ、そのおかげで、

チップとマシンとICカードが買えた取り敢えず、暫くは草レース出来る、

施設に行って、大会に参加して、賞金王を目指すか」

この苦労人の青年は、先日見事にプロのレーサー試験に合格した、

青年は、連日のバイトでようやく必要な機材の9割を揃え,

残りは差し込み型スキャナーの購入のみだ、

だが、それを購入する前に資金が尽きてしまった。

青年は、VRMYGPの販売店から自宅に向かって帰路に付いていた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る