第6話 ちきゅうを護るすんごい組織、ガーディアンズ!

あたし、ノア!


大魔導師ノア!!


え?自分で『大魔導師』とか名乗って痛くないのかって?


なんで?


あたしにとって『大魔導師』って通称は誇りなの!


とは、言ってもちきゅうではあまり意味ないけどねf(^^;


今日の午前中はナユタと一緒に可愛くって素敵な服を買ったよ!


髪の毛の色も変えて、イメチェンも大成功♪


1度家に戻って、荷物を置いて、鞄にナユタからもらった小物?を入れたよ。


これから、ランチに連れていってくれるんだって♪


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー








じゃ!





暑い!





暑い!!





暑い!!!






暑いぃぃぃぃぃ!!!!!




家に戻り、流留を連れ出そうとすると、流留は激しく抵抗した。



兎に角、暑いのが嫌な様だ。


「流留ちゃん。どうしても行きませんか?」


ナユタは少し困り、流留を説得しようとしている。



「行かぬ!暑い!」


はぁ~、とため息をつくナユタ。



「それじゃあ、流留ちゃんをとびきり涼しい所に連れていきますね」


ニコニコしながら言うナユタ。



(あ、これ怒ってる時の顔だ)


ナユタの表情から感情を読み取るノア。


ナユタは流留の首根っこを掴んでひょいと、猫の様に持ち上げる。


「やめんか!妾は猫ではないぞ!」


抵抗する流留なんぞ何処吹く風。


ナユタはそのままキッチンにやってくる。


そして、大きい冷蔵庫をあけると…


「はい。この中は涼しいですよ?」


と、流留を冷蔵庫の中に入れようとする。


「む、確かに涼しいの!良いところがあるではないか娘!なぜ先に此方を案内せぬ!」


そんな流留の文句は聞かず…


「ほら、お仲間も沢山ですよ?」


「うぬ?お仲間?」



冷蔵庫の中を見た流留は絶句する。




そこは冷凍庫で、冷凍保存されている烏賊が沢山詰められていた。



流留と冷凍された烏賊達の目が合った



(気が流留にはした)






ひぃあ○△✕○ああ◇あ▽あっーーー!!




ヒトには発音出来ない悲鳴をあげる流留。




「うふふ♪烏賊さんは冷凍しても味が落ちませんし、中には冷凍した方が味がよくなる烏賊さんもいるそうですからね~♪」



ナユタは流留を冷凍庫の入り口に近づける。



「ささ、流留ちゃん♪涼しいですよ~♪マイナス20℃くらいですよ~♪」



「わ、わかった!わかったから!!うぬらと一緒にらんちとやらに行くから!」



「え~、お仲間が寂しがってますよ~」



「寂しがってない!全然寂しがってないぞ!こ奴らは!」



「流留ちゃん♪お姉さんの言うことちゃあんと聞きますか?」


「聞く!聞くから!こういうのは…」


邪神、半泣きである。


威厳もなにもあったものではない。


この時、流留は頂点捕食者には逆らってはいけない。と、心から思ったのだ。



が、すぐに忘れ、同じことを繰り返すことになるのは言うまでもない。




「そうですか~♪じゃあ、お着替えからです。わたしの用意した服でおめかししましょうね~」



そう言い、ナユタは流留の首根っこを掴んだまま流留に宛がった部屋に連れていき、自信が流留のためにチョイスした服を着せる。


ロリータ系のレースなヒラヒラがついた服を着せられる流留。


ご丁寧に、髪は10房に分けられ、それぞれにリボンが巻かれる。


その中でも顔のすぐ横の房は烏賊の触腕の様に長くまとめられた。


最後に後頭部に大きなリボンをつけて完成である。



「ぐぬぬ…今に見ておれ…」



「何か言いましたか?流留ちゃん?」



「何も言っておらぬぞ~、あー、かわいらしいふくでうれしいなー、妾だからきこなせるふくじゃー、ほめてつかわすぞ、むすめー」


あからさまに誤魔化そうと棒読み。


「はぁ~、とりあえずそういうことにしときますね、流留ちゃん♪」


あ、お店へのお土産


と、キッチンに戻りタッパーを持ってくるナユタ。


「はい、流留ちゃん。ちゃんと持つんですよ?」


そのタッパーの中身は言うまでもなく、烏賊の加工品である。


ナユタの笑顔=恐怖。の図式が出来上がる流留であった。





。。



。。。


「ここよ」


家での流留とのすったもんだがあり、少し予定の時刻から遅れて、ランチの店に入る3人。



住宅街の中にひっそりとあるカフェ。ナユタはそこに2人を連れてきた。


シックな外装は少しレトロな雰囲気。


店の外にも珈琲の香りが立ち込めている。


カランカランとドアを開けると


「おう。来たな」


1人で仕事をしていた店主が3人に声をかける。


「げっ!ちょいワル先生!何でこんなところに?」


ノアは店主の顔を見るや否や驚きの声をあげる。


旧知の人物にそっくりだったのだ。


「なんだ?ちょいワル先生って?」


店主は怪訝な顔をする。


一方のナユタは何処か合点が行った、という顔をしている。


「マスター、知らないんですか?」


「何が?」


「スタサガのキャラクターですよ?大魔導師ノアに最初に魔法を教えた人です」


不躾ヒゲ


口が悪い


酒好き


弱いくせにギャンブル好き


女好きなセクハラオヤジ


等々


ナユタはちょいワル先生の特徴をあげていく。


ノアはうんうんと頷いて聞いている。


「そうそう。あたしのおっぱい触ったり、お尻触ってきたりもしたな~。懐かしいな~」


「うふふ、誰かさんと似てますね~」


「だ、だれたろうな~」


と、目を泳がすマスター。


「ほら、この娘から土産じゃ」


流留は持たされていたタッパーの入った袋をマスターに渡す。



「おう!コレコレ♪いつもありがとうな!」


と、タッパーから肝の塩辛を取り出しペロリと食べるマスター。


「旨い!!」



その姿をジト目で見るナユタ。


「マスター。わたし達、お客さんですよ?」


「おっと、すまねえすまねえ。ほら、席についてくれ」


ナユタ達を用意していた席に座らせ、ランチの用意を始める。



。。


。。。



「うむ!美味であったぞ、誉めて使わす!」


口の回りをケチャップで真っ赤にし、目をキラキラさせながら流留がマスターに言う。


「そりゃ、どーも」


何だ、この偉そうなガキは…


と、マスターが思ったのはいうまでもない。



「う~ん。確かにご飯は美味しいし、珈琲も申し分ないし、お見せの雰囲気もいいわね」


ノアは飲み干したコーヒーカップのフチを指でピン!ピン!と弾く。


「マスターがちょいワルなのは置いといて…」



「何で流行ってないの。このお店?」



ノアは痛いところをズバリとつく。


「そ、それはだなぁ…」


その時、店のドアが開き、カランカランと鐘が鳴る。



「美味しいスイーツがないのと女の子の制服のデザインね」


店に入ってきたのは東洋系の車椅子の女性。


ベレー帽を被り、ゆったりとしたブルーのワンピースを着ている。


「げっ!め、美人(メイレン)…」


「美人さん!」


ナユタはメイレンと呼ばれた女性にすぐに駆け寄り、車椅子を押し、ノアの前に移動させる。


「ありがとう、ナユタ」


一言ナユタに言う、美人。


「フフ、早速ナユタから色々聞いてるわよ?なかなか面白い娘の様ね、大魔導師ノア」


美人は続ける。


「私は鳳美人(フォン・メイレン)。ナユタも所属する地球を護る組織、ガーディアンズのメンバーよ。この辺り一体の統括を任されてるわ」



そう、この女性が聖塚市をはじめ、首都圏のガーディアンの統括を任されているのだ。


頭脳明晰、容姿端麗、クールビューティーな美女、趣味で様々なパラスポーツを嗜む才色兼備な才媛だ。


車椅子なのは長時間立つことが出来ないという原因不明の病を発症しているためだ。


足が悪いわけではなく、筋肉や骨、神経に至るまで何の異常もない、でも長時間立てない。


なので、彼女に蹴られると普通に痛い。


最も、彼女が蹴るのはこのカフェのマスターの尻ぐらいだが…


「ガーディアンズは地球を襲う驚異と戦っています。今はケイオスの対応に手を焼いているわ」


「ケイオス、ねぇー。まぁ確かに厄介よね」


ノアはコーヒーカップのフチを指で弾きながら答える。


「そこで、別の世界において経験豊富な貴女にガーディアンズに参加してもらいたくて、お願いに来ました」


「あら?あなたはあたしが別の世界から来たって信じてくれるのねぇ」


「ええ。ナユタを信頼してるから」


「成る程ねー。良いよ。言われなくてもそのつもりだったし」


2つ返事のノア。


ね、言ったでしょ?と言わんばかりにナユタは美人の顔を見る。


「そう、ありがとう」


美人はそこで咳払いを1つ。


「ところで、珈琲は出てこないの?」


「うるせえ。おまえに飲ませる珈琲はねえよ!」


カチンと来た美人は…


「なんですって?お客に向かって取る態度!」


「おまえを客と思ったことはない!」


ナユタとノアをそっちのけで口ケンカをはじめる。


ノアはナユタに近づき…


(何でいきなりケンカはじめてるの?)


(何というか…元カレ元カノの間柄、だそうよ)


(あ、成る程ね)



「じゃあさ、あたしが珈琲淹れてあげる!」


席を立ち、キッチンスペースに入るノア。


「へぇ~、じゃあお手前拝見といくか。豆や道具は好きに使っていいぜ?」


「ホント?じゃあ、みんなで待っててね!ナユタ!手伝って~」


え?わたし?


と、自分を指差すナユタの腕を引っ張り、キッチンに入るノア。


「ムッフフ♪面白くなってきた♪」


ノアは店に置いてある豆を吟味しつつ


「ねぇ、ナユタ。折角だから何か甘いものつくってあげてよ!」


「そうね、やりましょうか!」


一瞬、考えたもののナユタも楽しくなってきたのでノアの提案を受け入れる。


その時、また店のドアの開く音がする。


「何か、面白いことをやってるじゃあないのサ。アタシもお願いしようか?」


60歳くらいの女性。頭に白いものが混じっているが、年齢を感じさせないエネルギッシュさがある。


夏ジャケットにTシャツにジーンズとかなりラフな格好だ。


「げぇっ!あ、あなたは…」


「冬瓜(ドングァ)!げぇっ、とか言わない!失礼でしょうが!全く!」


美人とマスターが途端に畏まる。


こほんと咳払いしてマスターがキッチンの2人に


「珈琲は3人分、甘いのはそこの小さいのも入れて4人前つくってみてくれ~」


「「はーい」」


マスターの注文に2人は元気よく返事をする。


「な、何であなたが、こ、こ、こんなところに?」


「ウワサの大魔導師殿の顔を見に来たのサ」


あとは、と一言付け加え


「アンタがキチンと店をやっているかも確かめに、さね」


「そ、そりゃあ、やってますよ…」


と頭をかきながらマスターが言う。


「嘘おっしゃい!普段、昼間は閑古鳥でしょうが!」


「うるせえ!夜は流行ってんだよ!」


「はぁ?ただの酒飲みが集まってるだけでしょうが!」


2人の口喧嘩が再開したところで…


「おい!ニンゲンどもやかましいぞ。折角気持ちよく寝ていたと言うのに…」


流留が口を挟む。


そして、黙る。要はお腹いっぱいで気持ちよく寝ていたわけだ。


「なんだ?このガキはさっきから偉そうに…」


まぁまぁ、とたしなめる年配女性。



。。


。。。


「出来たよ~♪」


ノアは大人3人に珈琲を配る。


「あ、おばさん、こんにちわ」


「はい、こんにちわ。良い香りだね?」


「まぁね!」


一方ナユタは流留に飲み物を出す。


「なんじゃ?この黒くてシュワシュワした液体は?海水を寄越せ!」


「流留ちゃん、海水よりも良いものですよ?それとも、お姉さんの出したものがお気に召さないのかしら?」


「ひぐっ!だ、大丈夫、じゃ」


途端に畏まる流留。


出された液体をストローで1口。


!?


?!?!?!?!?!?


はじめての甘くて弾ける液体に衝撃を受ける流留。


「む、娘。なんじゃ?この液体は?」


「コーラよ。気に入った?」


「うむ!うむ!うむ!海水なんぞよりずっと美味!気に入ったぞ、もっと寄越せ!」


あっという間にコーラを飲み干し次を求める流留。


「ハイハイ。後でね」


ナユタは丁寧に4人に配膳する。


「へぇ、フレンチトーストにアイスを乗せたのね」


「それに、ナッツなんかも砕いて散りばめてるのは面白いじゃないか、早速いただこうか?」


そう、ナユタが用意したのはフレンチトースト、バニラアイス乗せ。


「お、おまえこのアイスとナッツは…」


「はい!良いものが置いてあったので使いましたよ?ピスタチオもあるとは思いませんでした」


ナユタはバニラアイスの上に彩りと食感のアクセントとしてナッツやピスタチオを砕いて散りばめたのだ。




大人たちはまず珈琲を一口。


!?


「これは、驚いた」


「ええ」


マスターと美人が口を揃えて感嘆の声を漏らす。


「ムッフフ♪そりゃ、そうよ~♪良い豆をたっぷり使ったからね~」


自信たっぷり、珈琲にはこだわり続けているノア。


初老の女性の顔を見て小首を傾げるノア。


「ねぇねぇ、ナユタ。あのおばさん…朝、てれびで見た記憶があるんだけど…」


ノアの淹れた珈琲を飲み干し、足を組み直す初老の女性。


「ノア。あのね、この方は篁(たかむら)アキさんと言って、えーと。第108代内閣総理大臣。日本初の女性の首相なのよ」


「そういうことサ。後はこの国のガーディアンズの統括もしている」


回りの雰囲気から篁が偉い人だと言うのがノアにも感じ取れた。


耳元でナユタがノアに分かりやすく元の世界の風土に合わせた説明をする。


「それで、何でその、そーりとか言うエライ人がこんな所に?」


「そりゃあ、アンタの顔を見に来たのサ。大魔導師ノア。話は美人から聞いてるね?」


「うん」


「なら、宜しく頼むよ?」


「うん!」


それから、篁は鞄から2枚のカードを取り出す。


そこにはノアの顔写真と流留の顔写真が。要は身分証明書だ。


「ナユタにせがまれて急ピッチでこさえてきた。ノアが髪の毛の色変えたから直すのに少しだけ時間つかったけど、ネ」


九頭流留


そして


芹那ノア


と、身分証明書には書かれている。


「せりな・のあ?あたし、ノア・セリーナなんだけど?」


「ああ、ナユタからの提案でね。アンタは有名すぎるからこの国の文化に合わせて名前をちょっとかえさせてもらったよ?」


「わかった、じゃあ、今からあたしは『芹那ノア』ね!」


そして


ノアは楽しそうに、両腕を胸の前で交差させる。


そうすると、両手首と首、両耳。ベルトのバックルに美しい宝石の嵌め込まれたアクセサリーが現れる。


「ドラゴンズジュエルの力で、バトルスタイルに、へんしーん♪」


と、ポーズを取るとノアの身体が光に包まれる。


そして、足元から光が消えていき、現れたノアの姿は元の世界から来たときの赤い装束と羽根つき帽子。


髪の毛の色も輝かしい金髪に戻っている。


「最強無敵!理の大魔導師、ノア・セリーナ参上♪」


と、決めポーズ。




。。



。。。



「な、なにそれ?」


しばらくの沈黙の後、ナユタが口を開く。


「何って、朝見た『まほうしょうじょ』の真似をしたんたけど…可愛くなかった?」



。。


。。。


「そう、いいものってこの事だったのね…」


半ば呆れるナユタ。


「まぁまぁ。それに」


「「「「それに?」」」」


「来るよ、混沌が…」


!?


一同が驚いた次の瞬間。


ノアが指指した方角の空間が歪み、そこから混沌獣が姿を現す。





聖塚市に表れる混沌獣。


街はパニックになりつつも市民は避難を始める。


「丁度いいさね。ナオト!」


「なんです?」


篁はマスターを呼ぶ。


「アンタがガーディアンズ聖塚市支部支部長だ。拠点はこの店。今からこの娘ら3人を指揮して混沌獣と戦いな」


ナユタ、ノア、流留の事だ。


「何で俺が?」


「総理が貴方みたいな穀潰しに仕事をくれたのよ」


と、美人は骨伝導型の片耳のイヤホンを3人とマスターに渡す。


「貴方にはこれ」


と、サングラス型のディスプレイを。


「イヤホンにカメラが内臓されていて貴方は彼女たちと視覚をほぼ共用出来るわ」


篁と美人にじーっと強い眼差しで見つめられるマスター。


………



ちっ!



「しゃあねえな!おい、さっさとしろ!」


ノアと流留はナユタにイヤホンをつけてもらう。



「おい、俺の声が耳のやつから聞こえるか?」


3人は頷く。


「よし、じゃあ行くぞ。ある程度は自由にやれ。細かいことは指示する。まずは戦いながら敵の情報を集めろ!ナユタはガイアスを呼べ!」



「おい」



流留がマスターに声をかける。



「妾はこーらを所望じゃ。戦いが終わったら飲ませよ、よいな!」


「おう。いくらでも飲め」



ご満悦の流留。



「では、参るぞ」


と、やる気になったところをノアに首根っこ捕まれる。


「おい!小娘!その扱いはやめよ!妾は猫ではない!」


「そうね。イカだもんね」


「やかましい!」


「あんた、飛べないでしょうが。暑い中、歩いてくの?あたしは別に構わないけど?」


「ぐぬぬ…暑いよりは、この持ち方される方がマシ。致し方なし…」


大人しくなる流留。


「じゃあね、ナユタ。待ってる!」


「ええ!」


2人と1匹?は店を勢いよく飛び出していく。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


こうして、ランチに来たら、地球を護るガーディアンズって組織の偉い人に会っちゃった。


なんか、3人チームになったし、、、


ナユタはいいけど、あのイカが…


まぁ、それはともかく!


ガーディアンズの偉い人やマスターにあたしの強さ見せつけますかね!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る