第8話 女性の首の下には、2つの、ぽよんぽよん。そんな女性が、2人も、いたら…。「ゆ×り教育は、正しかった」 ゆ×り君が、こわれはじめた。

 あ、あ…!

 エッチなひとときは、恐怖に、変わった。

 「う…!」

 気付けなかった。

 ゆ×り君は、スタンガンか何かを、押し付けられていた。

 誰?はじめにからまれていた女性が、やったのか?背後から、首筋あたりに、刺されたような痛み…。

 何もできずに、木のフロアに、倒されていた。

 それから、どれくらいが、経った?

 10分?

 1時間?

 そう、そう…。

 昔は、1時間というキーワードに震えた小学生も、多かった。

 「ゲームは、1日、1時間まで!」

 母親に、そんなこと、いわれてもさ…。

 「ファミコン時代のファ○ナルファンタジーとか、ダンジョンをクリアするのに、2時間くらいかかることもあった」

 それを知らない今どき世代の子は、言う。

 「…え?ダンジョンの途中で、セーブポイントが、あるでしょ?」

 …ファミコン時代は、ないんだよ(怒)!

 「当時の小学生の心は、ダンジョンに入る前から、折れていた」

 いや。

 そんな話は、どうでも良いんだ!

 「ねえ、気が付いた?」

 ゆ×り君に話しかけていたのは、バンガローにくるまで、一緒にいた、夢の女の子。

 「あ…」

 「気が、付いたんだね。会いたかった!」

 「私も、会いたかった!」

 女性は、2人!

 ショーットヘアーに、ロングヘアーの女性が、ゆ×り君に、抱きついた。

 「やめてくれ!」

 やめてほしくなくても、言ってしまう。

 ゆ×りの心は、すでに、2人に、奪われていた。

 「君、今、何を、言ったの?」

 「今、やめろって、言ったの?」

 「あ…ああ」

 「やめろ?そんなのは、ウソ。エッチ!」

 「本当は、続けてほしいクセに。エッチね!」

 2人の女性は、裸。

 2人の女性の首の下に、豊かなものが、それぞれ、2つずつ、ゆれていた。ぽよん、ぽよんと。

 「ゆ×り教育は、正しかったんだな」

 ゆ×り君が、こわれはじめた。

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