拒絶と否定。そしてハマって流される。
あるとき、姉がhideちゃんにハマった。
めちゃくちゃうれしそうなテンションで私に伝えてくるので、ちょっとだけ聴いた私は、それをまるでこの間の友人から借りた流行り歌のお返しだと言わんばかりに拒絶し、否定した。
そうして、姉はめちゃくちゃ凹む。
ちょっと、泣いてない? くらいに凹んでいた。
そうなると、私だって良心が痛む。
聴いてみることにした。
……ごめん、マジで日本語とは思えないくらい、聴き取れないんですけど……。
申し訳ないけれど、本当に初めの感想がこれでした……。本当にごめんなさい。今でもとっても大好きです。信じて下さい。
まぁ、話は戻り。
聴き取れなくても何度も聴き続け。
歌詞が聞き取れるようになり。
「ああ、うん、いい曲だね」
と、私が言えば、姉は浮かれまくるほどに嬉々とし……。うん、まぁ、テンションの差を察して下さい。
そんなこんなで聴くようになったhideちゃん。
姉が『hideちゃん』と呼ぶものだから、私も同じように呼ぶようになってしまう。マジ洗脳的で怖い、狂気を感じる( 震
私の高校生時代は、hideちゃんがメインだった。
当時は、ですね。
スピッツとか、スピードとか、小室ファミリーとか、そういう曲が流行っていた気がします。
私とは、なんというか……前回の経緯で無縁ですけど~~~~~。
お察しかと思いますが、はい、この辺りから友人とカラオケに行くと違和感があります。
みんな流行り曲で盛り上がっているのに、私だけ『歌えない』んですよ。
『知っているけど、歌えない』。
いや、友人たちよ、ごめんなさい。
中学生のときのノリで好きな曲だけ歌っていていいっていうんじゃないんだ、カラオケは、と気づくのは、もう少し先のお話。
まぁ、中学生のころから姉が米米CLUBにもハマっていて、もちろん私も聴いていたんですが、高校で同じく米米好きに出会えたのが救いだったかも。
その友人とは、とても楽しくカラオケしましたとさ、まる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます