桂田武史

登場人物

【警察署】

能勢諄琉のせいたる(21)

 本作の主人公。4月に刑事課に移動してきたばかりの新人刑事。昏い瞳をしている。


近藤辰二こんどうたつじ(35)

 語り部の一人。能勢の指導を任される。バツイチで娘の親権は前妻にある。趣味は筋トレで面倒見の良さから署内では慕われている。


石倉珀也いしくらはくや(49)

 能勢、近藤の所属する班の班長。強面だが口調はフランクで、女たらしのバツ2。これでも刑事としては優秀らしい?


茂谷礼しげたにれい(27)

 小太りで噂話の好きな刑事。能勢が来るまでは一番の若手として期待されていた。そのため能勢を快く思わない。


馬場茉莉花ばばまりか(25)

 語り部の一人。警察事務員。癌で死んだ弟・満の面影を能勢の中に見出し、なにかと世話を焼く。


【能勢家】

能勢古都子のせことこ(52)

 語り部の一人。能勢の母。ちまちまと世話を焼きたがるが、その場の思いつきで暴走してしまう傾向がある。本人に悪気は皆無なため何が悪かったのか気付けない。


能勢輝琉のせひかる(21)

 能勢の弟。双子ではあるが二卵性で全く似ていない。見た目が中性的であることがコンプレックス。何をやっても優秀な兄に嫉妬している。


能勢珠生のせたまき(享年55)

 能勢の父。銀行員だったが、一年前に交通事故で命を落とした。生前は完全に古都子の尻に敷かれていた。


能勢愛琉のせめる(享年0)

 能勢の姉。生後3時間で亡くなってしまった。生きることは叶わなかったが、古都子のなかでは才色兼備な娘として育っている。


【その他】

愁士朗しゅうしろう(21)

 語り部の一人。芸大に通うトランス男性。能勢とは高校時代に知り合った。かつて能勢とともに警察官を目指した仲でもある。

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