用語集:と・ど(9件)

とき宝珠オーブ  ◆アイテム/神聖遺物アーティファクトどう


時をさかのぼる能力をもつとされるどう

〝偉大なる古き神々〟によってもたらされた神聖遺物アーティファクトとされており、エルフ族の大長老・ルゥランによって厳重に管理されていた。


長らく使用される機会は訪れなかったものの、そうせいの終了を控えた3029年に、数度の使用が記録されている。

その際に宝珠オーブは完全に破損し、ミストリアスからは消失してしまった。



初登場:真世界へと駆け抜ける風



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びトカゲ  ◆生物/動物/トカゲ


主に岩山などの高地に生息する、大型のちゅうるい

ミストリアスに生息する生物には珍しい、飛行能力を有しており、太陽ソルもとであっても我が物顔で飛行し、上空から獲物を狙う。


獲物は大型の野生動物の他、人類を捕食することもあるため、下手な魔物よりも厄介な存在。しかしながら滅多に人里には現れないために、そうぐうする側も充分な戦闘訓練を積んで挑めば問題はないだろう。


肉は非常に美味であり、宮廷でのばんさんにも提供されるほど。

また、太陽ソル閃光ひかりの影響を受けないことから、「外皮や鱗に何らかの効果が隠されているのでは」と推測する学者も多い。



初登場:第2章



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◆ドミナ  ◆人物/仲間/錬金術士/科学者/ドワーフ族


エルスの仲間の一人。元々はランベルトスにて錬金術工房を営んでいた。

ドワーフ族であるため、年齢に反して幼い少女の外見をしている。

姐御肌な性格で、男勝りな口調で話す。


ニセルとは古くからの馴染みであり、彼のどうたいの整備も担当している。


また、どうたいを用いた一般向けの診療も、継続して行なっている。さらに大盟主プレジデントからの無茶な要望にも応じるなど、忙しい日々に追われているようだ。

エルスたちの冒険基盤を支える、縁の下の力持ち。



初登場:第2章



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◆ドラムダ  ◆場所/本拠地/拠点/鉱山


ドワーフ族の本拠地であり、ミーファの祖国。

巨大な鉱山の中に存在しており、内部は巨大な迷路と化している。一度入るとドワーフ族でなければ容易に抜け出すことができない。

さらに地下深くにはゴブリン族の拠点であるクーシーズが存在する。



管理表記:DOLAMMDA


初登場:第2章



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◆ドレムレシス  ◆場所/拠点


ボルモンクさんせいの手配書に記されていた地名。

リーゼルタと並ぶ学術都市としても知られ、両国の間では頻繁に交換留学が行なわれている。〝記憶館〟なる重要な施設が存在しているらしい。

ジニアの故郷。



管理表記:DLEMLESIX


初登場:第2章



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◆トロントリア  ◆場所/係争地


エルスたちが第3章の中盤にて訪れた場所。

形式上は町ではあるが、大神殿からの〝拠点〟としての承認を取り消されてしまったために〝係争地〟となっている。


元々はアルティリア王国の辺境に位置する城塞都市だったが、70年前のガルマニア帝国陥落の際に〝ガルマニア残党騎士団〟によって占拠されてしまった。

その後、アルティリア・ランベルトス・カルビヨンといった周辺国との武力衝突や交渉を経て、現在はなし崩し的に独立都市として黙認されている。


エルスらの活躍によってガルマニアが解放されて以降はトロントリアの領有を中心とした方針を巡り、関係国との間で前向きな協議が行なわれている。



管理表記:TROISTOLIA


初登場:第2章



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◆ドワーフぞく  ◆設定/人類/種族


人類の一種。三種族の中で唯一、〝錬金術〟の使用を許可されている。

種族の特徴として小柄かつ筋肉質な肉体を持ち、手先が非常に器用。エルフ族ほどではないが、耳が少し尖っている。


体力に恵まれている反面、体内に保有できる魔力素マナの量が少なく、魔法を不得手とする。

寿命は男女共に200年前後だが、それぞれに外見の老化速度が異なり、男性は30代ほどで老人のような姿となるのに対し、女性は寿命が尽きるまで少女の姿をしている。


特にドワーフ女性の愛らしい姿に魅了される他種族の男性があとを絶たず、彼女らとの結婚を生涯の目標に掲げる者も多い。それゆえか、ドワーフ族の血統を持つ者が人類に次いで多く、種族としてのしたたかな生存本能の高さがうかがえる。


名前の一部に〝ド〟〝レ〟〝ミ〟〝ファ〟〝ソ〟〝ラ〟〝シ〟を組み込んで名付けられる。

そうせいの頃には〝アルミスタ族〟とも呼ばれていた。



遺伝情報:AA


初登場:第1章



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◆ドワーフのさか  ◆場所/施設


ファスティアの中心にして象徴となっている巨大な酒場。

今なお面積が拡大し続けており、増築を容易にするために平屋構造で、天井はテントのような革張り式となっている。


多角形をした外壁にはいくつもの入口が開いており、ファスティア内のすべての街道が〝ドワーフの酒場〟へと通じるようになっている。


元々は酒好きのドワーフ族の農夫が始めた個人酒場だったが、遺跡や異界迷宮ダンジョンが近いという立地の良さや店主の豪快な人柄などが評判を呼び、次第に人が集まるように。その後も近隣へ住み着く者やアルティリア王都から移住を決める者らの数は増え続け、ついに〝街〟を形成するまでに至った。



初登場:第1章



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◆ドワーフふうやまさちハンバーグ  ◆食物/生物/料理


ドワーフ族伝統の料理の一種。

鉱山ミミズの肉を細かく刻んでスパイスを加え、楕円形に丸めたものを鉄板やオーブンで焼く。鉱山ミミズ独特のねんせいのある肉質のおかげで繋ぎを必要とせず、うちに肉汁を閉じ込めるために非常に味わい深く仕上げることが可能。


現在ではドラムダのみならず、世界中に旅立ったドワーフ族を通じ、各地の酒場などで広く親しまれている。しかしながら、この料理の正確な材料を知っている者は少なく、初めて食す者に対しては〝まずは一皿食べ終えてから〟正体を明かすことが慣わしとなっている。



初登場:第3章



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