用語集:き・ぎ(6件)

こうじゅつ  ◆設定/特殊技能/武術


主に蜃気楼の街・サラムナナをきょてんとする、砂漠エルフらによって用いられる特殊な武術。魔法とは異なり、自身の生命力をしょうもうすることで強力な攻撃を繰り出すことが可能。


詠唱の必要がなく、瞬時に技を放てるために非常に強力なのだが、使いすぎると自らの寿命までもが削られることになる。そのため、使い手は基本的には長命なエルフ族のみに限られる。


現在は砂漠エルフの技として広く認知されているが、元々の開発者は森林エルフの大長老・ルゥランであることはあまり知られていない。



初登場:第1章



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◆キュリオス  ◆人物/騎士/騎士団長/人間族


そうせいのミストリアスにおいて活躍したとされる人物。

現在のネーデルタール連合王国である、ネーデルタール王国の王国騎士団長。


非常に勇猛かつ豪快で、情にあつい人物だったとされている。美しい女性に弱く、目の前にすると、つい調子に乗ってしまうこともあったようだ。


好物はピザ。彼いわく、王国騎士団全員の好物であり、重要な戦の前には団員一同でテーブルを囲み、最後のばんさんとして食していた。



初登場:真世界へと駆け抜ける風



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きょてん  ◆設定/場所/世界観


人々の暮らす〝街〟や〝村〟といった場所そのものを指す言葉。

〝霧〟の効果により、破損した建造物や施設などが自動的に修復されることが大きな特徴。修復される建造物や施設は、現在の所有者が明確なものに限られる。


拠点として成立するためにはミルセリア大神殿からの承認を得る必要があり、共通する条件としては〝領有を巡っての紛争が発生していないこと〟〝一定数以上の人類が生活していること〟〝教会・宿・商店といった施設が運営されていること〟などが挙げられる。


拠点内には大神殿より派遣された神殿騎士が1名以上滞在しており、住人の入退出や出生の管理、新規建造物の査定と承認、所有建造物の放棄申請と確認、といった管理業務を担当している。


拠点として成立した際には、管理表記に基づいてミルセリア大神殿より拠点名称の制定がなされる。現在のところ、そうせいのものとさいせいのもので、2通りのパターンが存在しているようだ。



初登場:第1章



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きり  ◆設定/世界観


定期的にミストリアス各地に発生する、白い霧。

〝神の霧〟とも称される。


大量の魔力素マナを含んでおり、街などの拠点内に存在する損壊した建造物や街路などの修復を行なう。魔力素マナの濃度が急激に上昇するため、魔法を使う際には魔力の調整が必須となる。


修復が行なわれるには条件が定められており、ミルセリア大神殿から承認された〝きょてん〟に存在していること、日常的に戦闘行為の発生する〝けいそう〟では無いことなどが挙げられる。拠点同士を繋ぐ街道などにも効果が及ぶ。建造物以外にも、認可を受けた一部の〝めいひん〟と呼ばれるアイテム類も同様に修復される。


対して、霧の発生しない〝遺跡〟や、魔王によって破壊された建造物などには修復の効果は発生しない。人類や樹木などの生物に対しても効果がない。また、拠点外の係争地などに建てられた建造物に対しては、修復とは逆に急激な劣化をもたらす。


一般的には知られていないことだが、古代人エインシャントが霧にばくすることで、存在そのものが消滅してしまうとの噂も。



初登場:第1章



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◆ギルド  ◆設定/組織/団体


特定のカテゴリにおける職業に就く者同士によって結成された団体。

主に商業都市国家ランベルトスにて用いられており、同国においては商業のみならず政治も担っている。


商人ギルド・盗賊ギルド・暗殺者ギルドといった支配者級ルーラーギルドが絶対的な権力を保持しているものの、それらの下位に位置する従者級サヴァントギルドに対しても不当な扱いを行なってはいけないといったルールが定められている。


また、新たに〝特命ギルド〟なる組織も結成され、ギルド間の〝しがらみ〟に囚われることなく、自由に活動することが許可されている。


〝ボルモンクの陰謀〟以降、ギルド制度の全世界適用に関する承認が下されたことが〝せんたく〟によって告知され、それ以降は着々と、世界各地にて新たなるギルドが結成されはじめている。



初登場:第1章



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きんじゅ  ◆設定/魔法/世界観


呪文のうち、神によって使用を禁止または制限されてしまったものを指す言葉。

多くはそうせいの頃に生み出されたものであり、さいせいに入って以降は〝フォルス〟などといった、系統ごとに決められた形式のものに統一されることとなった。


召喚術のようにカテゴリそのものが禁呪扱いとなってしまったものもあれば、ティルトフレイトのように特定の魔法のみが禁呪に指定された例も存在する。



初登場:第3章



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