おじさんの幸せのカタチ

第26章 点と点、そして点と線

人と人。。。

行き交う人々とは面識さえない。

しかし、何かしらの偶然の中で

出会い、お互い認識しあい、認め合い

恋に落ちそして愛を育む

その時代の中で出会い愛した人に精一杯の想いを伝えある者は

叶わね思いは未来へ繋ぎ

ある者は落胆して全てを閉ざす。

縁や因果応報。。。まさしく輪廻転生を繰り返す。

祐と武士は本来出会うはずもなかった。

しかし、偶然や奇跡の中で出会うことになった。

年齢差というのはいつの時代も本人達の思いとは裏腹に周りに翻弄されていくセオリーがある。。。

そしてこの二人もまた

神の悪戯に出会ってしまう。

愛することを拒みそして一人になることを選び生きてきた武士。。。

彼女と出会うことによって本当の自分を見つけることができるようになっていった。

そしてまた、彼女も何のかもに懸命に生きようとする武士に心動かされる。

まだその時はこれが愛なのか恋なのかも分からないままお互いがお互いを必要と思うようになっていく

恋する気持ちはどんなものか。。。

そして愛すると言う意味はなんなのか。。。

繋がれた点と点の線は

一体どこに繋がるのか。。。

奇跡とは偶然が重なったこと。

しかし、その偶然も必然となる。

また奇跡も神々によればそれは

その人の用意された運命だともとれる。

魂との繋がりがまったくなく出会った二人

それを用意されたものでなく

それに抗い

二人になる事を選ぶ

運命に抗うことが未来の二人に

過酷な時間を与えていく

それでも命の大切さや

人を愛することの大切にさを共に求めあっていく。。。

全てが点と点が1本の線で繋がれたように

散りばめた点と点が1つの線に

不思議な出会いがここにあった。。。