start06 . 裏ボス女帝、エルフィール王国に赴く
ご褒美から1日たち、私達は次なる行動に移ろうと考えていた。
(そういえば、勇者達の国にも行かないと行けないわね)
そう思いイリスを呼ぶために手を鳴らして呼ぶ
「イリス来てちょうだい、少し話さないと行けないことがあるの」
「はいエ、エル様、わ..分かりました」
あれから私は少し固い口調を直しなさいといいこれからその口調だと色々と
困ることがあるかもしれない為慣れてもらうことにしたのだ。
「エル様、それでこれからどうするのんです?」
そう告げられたので詳細だけ話す
「まず、勇者達の国に行き貴族達の情報と貴女が前にいた冒険者ギルドに行こうと思ってるのよ、嫌なことを思い出させてしまうけど、あなたが住んでいた場所は確かエルフィール王国だったわよね?」
「はい、そうですあの国の王族は自分達の利益にならないと私のような特殊なスキルを持つ人や...貴族の者でも切り落とすことを厭わないですから、ですが中立的な人達も少なからずいる国なので比較的は穏やかなのですがね...」
.....と少し沈んだように呟いたので私はイリスを抱きしめた
「大丈夫よ、過去は過去よ、今貴女が無事に過ごせていれればそれでいいじゃない。
私は決して貴方を手放したりしないのだから」
「っ!!ありがとうございますエル様」
イリスが落ち着いたところで本題にはいる
「あの王国はどうなろうも構わないのだけど、勇者達やそれに協力的な勢力を見定めて魔王討伐後、あの国が何をするか分からないから保険として他の国に行けるよう手助けしようと思うの、あなたも見たでしょ?聖女ちゃんの服装、装備は見た感じダンジョンやこれまでの旅をして獲た物ばかりだった。」
そう告げ、聖女ちゃんを寝取るたげだと不誠実だと思い手伝いだけでもする事にエルシラは思い至っていた。
「少しスキルで見た感じクズでは無さそうなのと他の人達からも慕われていそうだからね、だから勇者の後ろ盾に慣れるであろう者達を集めて、勇者をあの国の王にさせようと思うの。」
そうイリスに告げると、少し悩んでいるようだったが少し躊躇うようにイリスが告げる
「ですがエル様、あなたが直接そう為さるのは危険ではありませんか?
仮にもエル様は魔族側、サキュバスなのでもし勇者達にバレたらと思うと私は....」
「それは確かに不味いとは思うけどそれでも私は少しはこの世界の者達には優しく接したいから聖女ちゃんを連れ去るとしても味方でいたいわ。」
私は決断したら意思は固いのだとイリスに告げるような表情を見せる。
それが伝わったのかイリスが「はぁ..」と飽きられたような顔で見上げ微笑んで言う。
「わかりました、私ができる限りのサポートはしますね
ですがどう動くつもりなのですか?」
そんなことを言われたので詳細を話す
「私のスキルに姿を変えれる変幻というのがあるのそれで大抵はバレないから大丈夫だと思うわ
あとは、イリスが知る貴族や教会にも行かないといけないけどそこは安心して私は魅力スキルがあるからどうにかなるわ♡」
イリスに伝えると、安心したようで小さな声で「....よかった」といい私は聞こえないふりをして頭を撫でるのであった
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お読み下さりありがとございます!
楽しんでもらえたならいいね👍この作品オススメできると思ったら✨3点の程よろしくお願いしますm(_ _)m
次回の内容は .... 最後に話題に出た所に赴きます。少しだけネタばらし次回はスキルを1つ授かります、何が授かるか当ててみてね💕
『次回の作品は7割近く出来ているけど、最後の展開が未定の為1週間半ほど待って貰えたら..(遠い目)』
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