第一章 エルフィール王国
start01 . 裏ボス女帝、策を練ります。
この城がどこにあるか状況確認をしなければと思い記憶にあるように手を叩いてみるとどこからとも無く現れた執事風の美女が声をかける。
「お呼びでしょうか陛下」
「えぇ、着替えの支度をお願いイリス」
「畏まりました」
そして転生する前にもやってもらっていた着替えを行ってもらい着替えて姿見で確認する。
今の自分の姿を見て段々と両方の記憶と意識が溶け合ってるように思えてきたと思いイリスに手招きする。
この体の持ち主だったエルシラも男より女の方が好きだということがわかった時はかなり嬉しかった、そしていつもと同じように食事を行うイリスの唇・舌・唾液・首筋・胸等を堪能し用意されていた紅茶を啜り、イリスが服を整え終えたて声をかける。
「ご馳走様イリス」
「いいえ、勿体なきお言葉です陛下」
「ひとまず、これからの事に着いて話しましょうかまずは、イリスこれからはそんな堅苦しくしなくてもいいからね、この城には私のお気に入りであるあなた以外入ることが出来ないのだから、そんなにかしこまらなくてもいいからね」
「え?よろしいのですか?いつもはなにもそのような事は仰せないのに……」
「えぇ、これからはこう言うふうに接する事が多くなるから、私のことはエルシラと読んでちょうだいねイリス」
「はっ!はい!分かりましたエルシラ様!」
これで今のところはイリスにとっても私にとってもいい関係が築けそうね、あとはどこら辺にこの城がいるのかイリスに聞かないとね
「イリス、今はどの辺にいるのかは分かるかしら?それがわかり次第少し話さないといけないことがあるから」
「分かりました、少しだけお待ちください」
「場所が分かりました、今近くにある所だとイースターン王国がちかいです、確かこの国は....」
「えぇ、数年前に勇者パーティーが排出された国よね、その勇者が今周辺の魔王を討伐しに言っているけど、それは別に気にしてないのよ。」
「と?仰いますと?」
「これからあなた以外の眷属探しと、神具の回収が今後の私が考えている予定よ、眷属に関しては、今まであなた一人だけに仕事を任せ切りにしてたからこの気に5人程契約出来ればとは思ってるのよ。」
「え?... それは.... 私が....もうエルシラ様のお世話をやれなくなるのでしょうか....」
「違うわ!決してあなたを嫌ったりこれまでの仕事を無くす訳じゃなく、この城のほとんどをやってくれていたじゃない?だから役割分担できる者を仕えたいと思って...」
「!!? すみませんこのような事でエルシラ様を悲しませてしまって、急だったので不安になってしまい申し訳 . . .」
そして言い終える前にエルシラ様が私をぎゅっと抱きしめてキスもしてこられた
「いいの. . . .いいのよ、私も急に言ってしまったから不安になるのも当然よ.... でも、これだけは言わせてもうあなたがいない生活なんて考えられないから」
なんと嬉しい言葉なんだろうか、前までは淡々とした言葉だけだったのが今ではこんなにも思われていたことに気づかなかった私が情けなく思えて来てしまうほど、今の陛下. . . いいえエルシラ様はどこか慈悲深いものも感じられて今のエルシラ様に深い愛が芽生えようとしていた
「それで今からその候補の者達なんだけど、今旅立っている勇者パーティーの中でたしかあの炎の女神?の聖女がいたわよね?」
濁しながら言っているがエルシラ自身は全ての情報とどんな人物かもわかっているがそんな事をいっても今のこの世界の登場人物がそうとは限らないので、今ある情報の整理をして万全な状態で挑みたいと思っていたからである。
「はい、その通りです。こちらの下僕達が調べた情報によると今現在魔王の従える四天王の元へと旅をしているそうです。」
ふむ、そこまでもう言っているということはもうアイテムや装備的にダンジョンを制覇して回ってるのね、でも記憶が正しければ今向かっている四天王の1人を倒した後に向かうダンジョンのアラクネが住まうジュリアの大森林で神具「アイギスの鏡」を取らないと次の四天王であるレイスは姿形がどこにいるのかわからないから厄介なのよね、でもそれが無くても攻略できる方法はあるから回収してもさほど問題なさそうかな?それで上手く行けば勇者パーティーに接触もしやすくなるかもだし、ひとまずはその神具回収と聖女ちゃんとの接触を計画に練ることにしたのであった。
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ご愛読ありがとございます!!
楽しんでもらえたならいいね👍この作品オススメできると思ったら✨3点の程よろしくお願いしますm(_ _)m
登場人物やスキル等の大間かな説明は最後に紹介したいと思っております。
投稿頻度は落とさないようになるべく精進致しますのでよろしくです(っ ' ꒳ 'c)マッテテネ!!
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