異世界転生かと思ったら
前橋ゆたか
第1話
僕は、子犬を護るために新幹線の前に飛び出し、はねられ、即死した…はずだった。
気が付いたら、僕は見知らぬ世界に立っていた。
まさか僕は異世界転生したのか?
だが、どう見てもここは、もといた世界だ。異世界じゃない。現世だ。だけど、僕がもといた場所、岩手県奥州市の新幹線水沢江刺駅じゃない。
僕は、通行人にきいてみた。
「あの、すみません。ここはどこですか?」
「どこって、群馬県伊勢崎市だよ。」
そして、物語は始まった。
「伊勢崎転生」
続く
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