外法・弓張への応援コメント
自主企画「 ネタを含んでいる作品の棚 」で拝読しました。
冒頭の、上司のむちゃぶり描写でまず引き込まれました。
会社の中では(多分)ヒラ扱いなのに、その手の仕事を任せるとスゴい、という主人公は、テンプレではありますが、色んな意味で現代風にばっちりアップデートできているという印象です。
コメディ要素満載なのに、霊に対する良心の呵責等々も丁寧に書き込まれていて、そちらの面でも好感が持てます。
何と言っても、弓と絡めた除霊の技の数々、その構成の見事さ。バトルシーンを読み通していると、良作ミステリーのクライマックス部分を読み込んでいるようです。
これは連載の冒頭部分でしょうか? これから主人公のシスコンぶりとかブラック不動産のその後とかを絡めての、このレベルの除霊バトルが書き続けられるのであれば、ぜひ拝読し続けたいと思います。
邪道・閃刃への応援コメント
前話と文体が違うので、あれ、と思ったら、妹さん視点の文章になっていたのですね。
性格から戦いに対するスタンスから全く別なキャラの内面の声が、はっきりくっきり書き分けられていることに瞠目しました。
それにしても、この妹さんの強いこと。圧倒的です。
ここまで強いと、話があっさり終わりすぎて盛り上げようがない、などという失敗例もありがちなんですが、その強さをさらにさらに見せつけながら、構成を多段構えにしてドラマを盛り上げる手法、お見事です。
それにしてもこの山はどうなるんでしょうね。土地に即した話作りで行くなら、妹さんが次代の山神になる流れだと思うのですが、そういう物語でもないような。
まあ余計な詮索でした。この先の展開も心待ちにしています(急いで書いてくれという意味ではありませんので、どうぞ前回と今回のこの物語密度をお大事に)。
作者からの返信
前回同様感想ありがとうございます。励みになります。