最期の最後に贈るうたへの応援コメント
はじめまして。当企画主催者です。参加有り難うございます。
拝読いたしました。
考えさせられる作品でした。解剖するまでもなくすぐに事件性はなかったと分かってしまうのに、なぜこのようなことをと思ったら、なるほどと説明に唸ってしまいました。
このような家庭、実はたくさんあるのでしょうね。逆もまた然り、昨今親が子供を殺す事件も後を絶ちません。
本当に世知辛い世の中ですよね。
作者からの返信
水無月様、素敵な企画に参加させていただきありがとうございました。
早速作品を読んでいただき有難うございます。
時代のうねり、個人の置かれた環境、素質、そして家庭という閉鎖性が生む悲劇は、決して物語の中だけのものではありません。
そこから立ち直れない人のことを、無視して欲しくないなぁと思って本作を執筆いたしました。
私の文章がこうして家族について考えていただけるきっかけになれたこと、本当に嬉しく思います。
色々至らぬ点のある作品ですが、コメントいただき有難うございました!
編集済
最期の最後に贈るうたへの応援コメント
自主企画から来ました。
姉の独白で物語が進み、母親を殺害した理由について語るお話ですね。
シーンは家庭内で完結していて、読者には伝わりやすい設定だと思いました。
むしろ、姉弟の名前も出さなくてよかった気がします。
母親の持病について、なにかに統一させていたらもっと伝わりやすかったのかなとも思いました。糖尿病、拒食症、過食症、おそらく統合失調症などもあったのでしょうね、それらが複合して起こるのか、とちょっと違和感をおぼえて読み進めていました。
最後に、母は病死していて姉が偽装の為に首を絞めた。
警察に通報した時点で、偽計業務妨害となりうる場合はありますね。
僕は母親の願いを叶えるというよりも、この壊れた家族を世に知ってもらうために
姉が偽装して警察沙汰に仕立て上げた。といったほうが、なんか収まりがいいなと勝手に考えました。
姉も真っ当じゃ無かったんだ、って一貫した親子の系譜を受け継いだみたいな…
追伸 首を絞めた…は自分の読み違いでした!申し訳ないです(^_^;)
作者からの返信
貴重な感想を有難うございます。執筆の励みになります!
私の実力不足の為、わかりくい箇所や疑問に思われるエピソード等あったでしょうが、作者として弁解させていただきます。
まず、「母」の病気の件ですが、たしかに複合しすぎて読者に混乱を与えてしまうかもしれません。
こちらはモデルとした実在の人物がたくさんの病気を抱えていたため、そのまま描写いたしました。
殆どの精神疾患の現場では、病気が複数発症すること、または病気の発症によって別の症状を防ぐことが出来ないのはよくある事のように思います。
しかし、それとフィクションは別なので、判りやすく加工するのも手ですね。
また、>姉が偽装の為に首を絞めた に関しましては、作中に「そんな事してはいないけど、例えば~」という形で容疑を否認しています。
貴重なご意見、ありがとうございました。
今後とも精進いたします。