異世界に転生したら美女達が寄ってくる件
こはく
プロローグ
まず、僕の出す問題を真剣に考えて欲しい。
魔法、剣の世界に憧れた事はあるだろうか…
異世界転生に憧れた事はあっただろうか…
僕はある。
だがこの状況は良くないのでは無いだろうか…
高校二年生だった僕は絶賛リア充をする瞬間だっただろう…目の前にいるのは、学校一の美少女高坂 日向。なぜ彼女は目の前にいるかと言うと、高校生と言えば分かるだろう。そう恋愛だ。
「わ、わたしね。あ、あなたのことがす、好きだったの。こんな恥ずかしい言葉は1回しかいわないから」
頬を赤く染めた彼女はとても可愛らしかった
けれど、僕は彼女と喋ったこともないし…クラスの僕と真反対の人物だと認識していた。しかし彼女はこんな平凡な僕にまさかの告白してくれている。僕はそんな彼女が可愛らしくて、多分これは一目惚れだったんだろう。答えることにした。
「こんな僕でよければ…ウッ」
急になんかの痛みが襲ってきて、僕の意識は途切れようとしていた。しかし微かに日向の声が聞こえる。
「大丈夫…?!旬くん…?!」
………
意識が段々戻り始め、目を開けた瞬間戸惑いが大きかった。
「ここはどこ…?」
僕の反応は当たり前だろう。なぜなら、この世のものでは無い空間が目の前には広がっていた。
するとどこから出てきたのか目の前には金髪の綺麗な女の人がこっちに向かって話しながら近づいてくる…
「ここは女神界です。そして私はあなたを担当する女神です。あなたは、過度なストレスで倒れてしまいました。」
「女、女神様?!」
「あなたには異世界転生の資格はあるので輪廻へ向かう魂を無理やりここに呼びました。あなたの意見を尊重しますが…どうします?」
「元の世界に帰ることとか出来ないんでしょうか?」
「それは無理ですね。確かに戻りたい気持ちは分かります。その気持ちの代わりとは言いませんがスキルは私が特別に良いのを差し上げてもいいです。」
「ス、スキル?」
「あっ、もう時間のようです…私のサポートしてくれてる子とあとスキルをひとつ渡しとくので頑張ってみてください。分からないことがあればサポートの子に聞けばいいですから…」
「急すぎるのでは無いで…」
ここで意識が消えた…
そして異世界転生したんだが…
地に足を付けた瞬間魔法陣が再び光出した…
「うっ、なんだこれ」
「あなたさっき送り出したばかりじゃないの…どうしたのよ…」
「そう言われたって…着いたと思ったら足元が光出して…」
「掟は掟だからスキルは渡すけど…もう帰ってこないようにね…」
そして、再び意識が朦朧としていた。
「またあんた?!」
これだけは言いたい。
「いやこっちのセリフです。」
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