大っ嫌いだったはずが…
みいな
第1話 出会い
初めて出会ったのは中学に入って最初の頃、隣の席だったんだ。そいつの名前は行木ゆうき。よくみんなから木にでもなりたいの?と言われてるらしい。
こいつはスポーツ万能で勉強もできて何もかもが完璧だ!それに比べて私水口みくは、運動音痴で勉強もそこそこできるぐらいで何もいいとこがない普通の人。
だからなんでも完璧にできるゆうきとか言うやつに腹が立ってくる。
ある日席替えをしてゆうきと席が隣になってしまった…
私は関わらないでおこうと思っていたがゆうき側から話しかけてきた。
「水口さん、席隣になったね!これからよろしくね!」
「よろしくね…」
「元気ないね。どしたの?」
「どうもしてない。」
そっけなく返してしまった。でも、水口さんって言われることがないからドキッとしてしまった。こいつといると気が狂う。そこからこいつが嫌いというか大っ嫌いになった。
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