さて、怖い話をしようか

野口マッハ剛(ごう)

第1話 呪われたトイレ

 これは夏の夜の話だそうだ。

 とある男性の家のトイレの電気が故障する。男性は修理代をケチって、トイレの中の天井に手作りのライトをぶら下げる。その明かりはトイレの中で操作をする。

 つまり、トイレの電気は、その手作りのライトしかない。

 男性は、夏の夜の家のトイレで用を足していた。明かりがパチッと消える。男性は、あれ? と思って上を見上げた。

 その天井には青白い女性の顔が現れたそうだ。

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