磯の香り、楽しむ。
最近は調子がいいの。
六月のある朝、君は言った。
もうすぐ梅雨が明けるからだろう。
雨か汗か分からない、
肌に伝う水分を拭う僕。
梅雨も夏も僕は嫌いだけど、君は嬉しそう。
君の好きな夏なら、
僕も好きになりたい。
だから、
今年はちょっとだけ夏に恋しようと思う。
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