4月2日（日）の創作BLイベントのJ.GARDENでサークル参加するので今その準備でいろいろと頑張ってます。スペースの番号はもう出ていて、【く03b】でした。「古池ねじ個人サークル」という名前です。緊張する～。ジャンルごとにスペースが分かれていて、私は「若者」ジャンルで申し込みました。大きいくくりだ…。でも適当ジャンルが他になかったんですよね。

メインは「ゆるしてほしい」と「ヤマガミ」という本です。両方もともとネットに載せてた分プラス完結編、という構成なので原稿は早めに終わって、デザインや組版はサブローさんという方に作っていただきました。これが本当にめちゃくちゃにかっこよくて…。表紙もかっこいいけど中身もすごくよくて…。本当に感謝です。

昨日少し早めですが印刷所に入稿して（ここもサブローさんにご指導いただきました。ありがとうございます）、振り込みもしました。かなりの量（人に「多めだけどこのぐらい刷ってもいいんじゃない？」と勧められた量の二倍ぐらい）を二冊分刷るのでかなりの金額になり、びくびくしています。でもいっぱい刷っていっぱい売りたいし…。5月21日には文学フリマ東京にも出るのでそこにも持って行きますし、それが終わったら通販もする予定です。よろしくお願いします。ちなみに両方ともA6サイズカバーなしの文庫本でイベント価格500円。「ゆるしてほしい」は92ページ、「ヤマガミ」は86ページです。

内容は「ゆるしてほしい」は中学時代のいじめの加害者と被害者が大人になって再会して…という話で、「ヤマガミ」は昔の男子学生のちょっとホラー？怪奇小説っぽい話です。両方かなり暗めですが、純粋な恋愛小説で、最後まで読むと救いのある話だと思います。性描写あり。

この二つがメインなんですが、コピー本も持って行くつもりです。A5サイズ本文8ページ100円のものを二種類。可愛い感じの話と暗い話を持って行きたくて、二つとももう書きました。可愛いのが「今でもかわいい」というタイトルで、昔可愛かったけど今は普通の見た目になってしまった男の子が昔自分をめちゃくちゃ好きだった男の子と再会して…って話です。暗いのが「赤い蜘蛛」で、これは「暗い話」という事前知識だけで読んでほしいです。私らしい話だと思います。初見の人に怒られないか心配なぐらい暗い…。

コピー本は全部自分で作りました。今はコンビニコピーに「小冊子印刷」というPDFをページの順番に並べたデータを持って行ったら折ったらその通りになるよう印刷してくれるという機能があり、私でもなんとかなりました。あと100均のコピー本を綴じられるホッチキスを買えば完成です。表紙ものすごくそっけないですが、こういうのもコピー本らしさかな…と。何気に私は同人誌ならコピー本が好きなんですよね。手作り、掘り出し物ぽくて「イベント！」って感じがするので…。昔まだ小規模だった文学フリマである作家さんが行列を作りつつスペースでホッチキスで製本していた光景を見たのが忘れられないからかもしれません。なので是非手に取ってほしいです。

サブローさんの無配本の委託も受けますし、楽しいイベントになればいいなと思います。