未踏の土
仮面
苦悩
あの地平線の向こうまで。
遠く遠い世界の端は、いつも視線の先にいた。
その端は一体どうなっているのだろうかと、考えて考えて、闇雲に歩き続けてみても距離は変わらなかった。
躍起になって、それまでの記録をしたノートを空に投げると、千切れた紙は籠から解き放たれた鳥となってあの向こうに消えた。
未踏の土 仮面 @masquerade_n
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます