私を部屋から出してくれた一本の映画

引きこもりだった私が、いつだったかなー。


夜中に…。


映画を借りにいったんです。


中学二年の終わりに、母親が亡くなって…。


約束をしていたから、学校に行くって言う。


だけど、全然出来なかった。


兎に角、人が怖かった。


人の目が、怖かった。


同情されるのが、怖かった。


だから、どうしても学校に行くという勇気が持てなかった。


そんな私は、ある一本の映画に出会いました。


【17歳のカルテ】という映画です。


登場人物達に、どんどん引き込まれていきました。


その映画に背中を押されて、私は、引きこもりをやめて、学校に行きはじめました。

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