高校について
遠い場所にいる母方の祖父母が、親権者でした。
姉と私が、二人でこちらに残れるように手続きをしてくれました。
姉の方が、私より辛い経験をしています。
ただ、その辺りは話さなかったのでわかりません。
私は、私の抱えてる気持ちが大きく姉とはそんなに向き合っていませんでした。
とにかく、自分で精一杯でした。
従兄弟が、結婚する前にいったん私達の住所に戸籍を置いてくれて、高校を受験しました。
高校は、普通の高校にはいけないと散々言われたので…。
夜学に行きました。
当時、昼も出来た夜学だったのですが…。
夜を選択しました。
夜学に通ったんですけど…。
中学のフラッシュバックで、教室入って人に見られると吐き気。
授業は、頑張って受けるも…。
HRは、吐き気、体調不良…
担任という存在が一番苦手だったのかも知れないです。
高校の担任が、『どうした?入れないの?』と聞いてきて、『気分悪くて、体調悪くなる』と伝えました。
そしたら、廊下にいても出席に扱ってあげると言ってくれました。
何度、挑戦しても無理でした。
何て、自分は駄目な人間なのだろう。と思っていました。
上級生で仲良くなった人がいて、その人達の授業に何度かついていき、それから教室に入れるかもしれないと挑戦しようとしたのですが…。
入学した日から好きな人がいて、その人が入ってる部活を見に行った事で!
勘違いをされ、ストーカー行為をされました。
教室が、開くまで待ってるとわざと何度も通りすぎていき、友人が見つけてきて話していたらガンガンと壁を殴って歩いたり…。
どこに行っても、ある男子がいるのです。
告白もされて断ったら、さらにエスカレートしました。
食堂でご飯を食べてると一緒に食べようと言われ、怖いし断れないから仕方なく『うん』って言うしかなくて…。
そんな日々が続き、その人が、学校を何故か辞め、辞める日に『お前のせいだ』と睨み付けられたのを今でも覚えています。
その人がいなくなったのに、私は、また教室に入れなくなりました。
高校を入学して、私の世界は変わりました。
人生の一番のモテ期は、ここだなって思うぐらいの出来事が沢山おきました。
調子にのりまくっていました。
そのせいで、ストーカーされていた相手から、私を助けてくれた男の子に酷いことを言ってしまいました。
彼を傷つけてしまい、友人関係も終わりました。
それでも、まだ調子にのっていたと思います。
誰かに、必要とされる。チヤホヤされる。認められる。そんな経験が、なかったからです。
でも、結局。私は私でしかなく。
また、いじめられます。
高校の頃のいじめは無視でした。
それと、影で文句を言われてる。
で、仲良かった人がどんどん口も聞いてくれなくなる。
そんな私を支えてくれたのは、マネージャーを始めた部活の先輩方や教室に入れるようにしてくれた先輩でした。
結局、私は学校を辞めてしまいました。
6年間は在籍できるからと先輩方の仲良かった先生に言われて…。
気が変わったり、おれそうなら、戻ってきたらいいよと言われましたが…。
最終的に、辞めました。
教室って場所に入れる気がしませんでした。
今もですが、単純に自分は、心が弱いんだなと思いました。
ただ、逃げる人生を選んでました。
逃げて、逃げて、逃げて、とにかく生意気だったんでしょうね。
バイトもいじめられてました。
お金もらってるから、負けるかって思ってたんですが…。
飲食店で、蕎麦ネギ抜きと言われて出されたのがうどんネギあり。
お客さんが、いいよ、いいよと言って食べてくれました。
さすがに、お客さんにまで迷惑かけてこられるようになったので辞めました。
店長さん(女性)は、母親が亡くなって頑張ってる私をめちゃくちゃ応援してくれたのですが…。
店長さんに優しくされる度、私へのいじめはエスカレートしていきました。
注文通したのに、何十分も出てこないから聞いたら、通ってないと言われたり…。
お客さんに迷惑をかけ続けホールはなくなり、皿洗いに回されました。
皿洗いに回ると、聞こえるようにおばさんと正社員の男の人から、『かわいくない子』『態度が悪い』などなど、言われ続けました。
耐えられなくなり、辞めました。
いったん逃げると逃げ癖がつきました。
私は、バイトしては嫌がらせ受け辞める。
人の話が、自分の文句を言われてるように感じて辞める。
そんな事を23歳まで繰り返していました。
でも、嫌なら逃げればいいんだ!という事を学べた事は大きかったです。
逃げちゃ駄目なわけじゃない。
逃げてもいい!
学校だって、仕事だって!
私は、23歳で清掃業に行きました。
そこで、初めて仕事が長く続きようになりました。
仕事を転々としてたけど、ちゃんと自分が支払う分ぐらいはと稼いでいました。
足りなかったら、お祖母ちゃんに借りてたな…。
母親が残した、生命保険があったから、それから出してくれてると思ったら、父親が叔父に借りていた借金を全額返済してるから一円もないと言われて。
お祖母ちゃんが自分の貯金から出してくれていたみたいです。
返さなくていいとお祖母ちゃんに言われたけれど、お祖母ちゃんが亡くなった後お祖父ちゃんに返せと言われて。
結局、返済してはいないけど…。
返さなくちゃ駄目なのかなーって思いながらも、返していない。
叔父も、そんな事言ったら駄目だとお祖父ちゃんに言ってくれて!
結局、お祖父ちゃんだけ何も知らなかったんかなーって思った。
高校入学してから、逃げてた私の人生も、23歳で終わりました。
そこからは、向き合っていくと決めました。
そう決めた瞬間、事故の後遺症が見つかります。
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