第6話
一方立て篭もりが起きてるホテルでは、犯人の須藤一郎がホテル従業員の川谷伊吹や他の従業員や客を人質に取っていた。
なぜ、このような事が起こったかというと遡る事3時間前、このホテルに泊まっていた須藤は、川谷の対応が気に食わないと理由で、クレームを言っていた。川谷自身は、決して態度悪くしていなかった。川谷や川谷の上司が謝罪したが、怒り狂った須藤は急に暴れ出し、鞄からサバイバルナイフを取り出し川谷の首に突き刺さそうとし、
「お前ら俺に楯突いたら殺すぞ」
と脅した。
怖くなった従業員が須藤に見つからず、警察に通報し、現在に至った。
早太郎に憑依された詩は、ホテルのドアをアクション映画の主人公よろしくガラスを割り、突入し、フロントへ向かった。
フロントにいた全員の視線が、詩を向いていた。詩はどうしたらいいかわからず、言う言葉を頭の中で選んでいた。
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