第206話デート♡デート♡ハードォハードォ…

お久しぶりの投稿(*´∀`*)ノ

第三者視点


 男には我慢せねばならぬ時がある。

 普段、登校通路のどこかで白目で寝ていても、ビクッとしてまたコイツかよと白い目で見られて通りすがられる奇人行動していても。

 変な髪型をして同志と呼んでくる偉人モドキ達を誘導して、校舎裏でイジメている現場に突入させて、フッいい仕事をしたぜと調理部に乗り込んで作られたものを片っ端から食べて、腹ペコ運動部に追いかけられる馬鹿な行動をする自由人でも。

 絶対にしてはならないことぐらいはわきまえているのだ。

 その男の親友が見てたら『え? お前吊るされたバナナを、身軽になれば取れると豪語して日曜の真っ昼間に全裸で全力跳躍してたろ。わきまえるなんて出来るまで進化したんだなぁ』ぐらい言うだろう、


 パターン化された心地よい振動は人を眠りに誘う。

 特に明日の遠足を楽しみにしている小学生みたいに興奮して前夜眠れなかったら特にだ。


「むにゃむにゃ」

「人生にこんなハードな苦行があるとは思わなかったぜ……」


 デートが楽しみで興奮していた眞子は電車に乗って十分ほどで電池が切れるようにあっさりと眠りに入った。

 その隣に座る友人の肩を枕にして。

 それに六組男子生徒たちがチラ見0.5秒、三秒超えると女子達から死刑宣告を受けると噂しているたわわに実ったモノが友人の腕にムニュリと密着していた。


 この友人、自分でも認める軽めのサイコパスだと思っている。

 人はいまだに石ころと大差ない価値にしか感じれないし、分家ズでも投げ心地いい石ぐらいにしか思っていない。

 切り捨てようと思えば次の瞬間には一切の興味も湧かなくなる自信が友人にはあった。

 しかしそんな彼でも人の欲求は別物だし、世間の常識ぐらいはあるのだ。


「んうぅぅ」

「……」


 抱き枕を探したのだろうか、眞子は眠りながら自分側にある友人の腕を絡み取る。

 それは腕が二つのメロンサイズのマシュマロの間に挟まる事になったのだ。

 反応してはいけない。

 いくら自分の彼女でもそういう関係になっていないし、ちょっとそういう方面が二次元で強化(狂化)されている眞子に手を出すのはなんだか気が引けるので、落ち着くか親友の湊に教育を施してもらってからと考えていた。


 いくら人への価値観がおかしくても、それはそれ! 友人も青いの本能に悩める青少年なのである。


 あと反対側の座席に座っているアニマルを殺すシャツを着た奥様達の視線が不審者を見る三秒前のようで怖い友人であった。

 ここで鼻を下を伸ばして目線を、ちょっと頑張ってみました感の服の谷間に向けたら、奥様の持つスマホが雷撃を放つだろう。

 閑名の超人的な身体能力を持つ彼の目には、奥様のスマホに110の数字が見えて、もう一人奥様は騒音レベルの大声を上げる為の深呼吸をし始めていた。


「周平と禿げ頭に蛸と花魁の戯れ春画を描いてマジ切れしたジジイに追われた時よりもスリリングな状況だなぁ」


 柔こいものに本能を抑える苦行と、車掌呼ぶ? 直警察? と万引きGメン並みの視線をよこす奥様方に身の潔白を訴える態度を示すのは人の皮を被るのが得意な友人でもつらい。


「あとなぁ」


 友人はチラリと眼だけを動かしてある方向を見る。

 そこは電車と電車の連結部のドアだ。


「良くないものを見せたら、俺って処されるんじゃね」


 身長差で見えにくかったのか、ソルト&シュガーに持ち上げられてドアの窓に額をベッタリ付けた|自由人(ニート)純が無表情でも目は爛々と輝いて友人達を覗いていた。


◆◆◆◆◆◆◆◆


「ん、脇が甘い。そこは更に腕をめり込ませるべき」


 年齢友人の暴君姉と同い年の幼女(偽)は、友人の聖人態度に大変不満のご様子で、それを体を揺らすことで表した。


「純様~腕が死んじゃうよ~」

「そう言いながら私の方に純様を傾けて楽すんなサトッ!」


 揺らされて悲鳴を上げるのはソルト&シュガー。

 自分の肘を掴み小文字のbを作り、二人が伸ばした手でお互いの肩を掴んで梯子状のものを作ったソルト&シュガーの腕の上にドンッと座っているのは純だ。


「ん、熱湯を入れたカップうどん特盛より軽い私ならあと三十分は大丈夫。頑張れシオとサト」

「無~理~。委員長のイチャイチャ見~た~い~」

「私だって見たいわよっ! 折れる折れるからユッサユッサしないで純様っ!」


 カップうどんほどではないけれど、同年代女性の遥かに軽い体重の純で腕が折れることは無いだろうが、疲労は溜まるし幼女(偽)のスタンドが恐ろしくて落とすことも出来ない。

 少し前にソルト&シュガーは謎の外国人さん達にヘルプの目を向けたら、無理無理と手を横に振られて断られた。

 その外国人さん達は、無駄に幅を取って座るガラの悪い男や、大声でスマホで喋るオッサンらに数人で圧力をかけて座席を立たせて、妊婦さんやご老人を座らせて、車両内で人気を取っていた。


「んんっ、涎は帰りにした方がいいよ眞子」

「「見たいー!」」


 ある意味、純が妨害してくれているおかげで彼女の痴態を同級生に見られることがなかった友人であった。


◆◆◆◆◆◆◆◆


「ねえねえ周平。これとそっちどっちがいいかな?」

「その全透けは止めて欲しいなぁ」


 同一時間、もう一組のバカップルはランジェリーショップで彼氏に選択させる猛者な事をしていた。

店の外からその光景を見ていた男達に戦慄させ、ショップ店員は試着室まで付いて来ようとしたらどうしようと悩んでいた。


ーーーーーー---ーーーーーーー


友人「ギリギリの時に悟れるんだなぁ」

眞子「???」

周平「そこを越えると普通に落ちつくぞ」

湊「周平は悟って、内心で興奮しているよね」


友人には常に試練が訪れます。

…爆ぜろ!と叫びたくなる筆者です(`Д´)

ソルト&シュガー単独なら友人がうぜぇと反応をする可能性がありましたが、相手はスタンド魔王様の純(・_・;)

友人もソルト&シュガーも勝てません(´Д`)


周平はカップルになる前から全然平気に湊に付いて下着売り場に行きます。その頃の友人はゲームセンターに逃げこみましたが。

まあ湊が周平を洗脳していたんですね(●´ω`●)

恐っ!(;・д・)


さて気晴らしはしたので、ショタと覇王様を書かねば(ノД`)

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