ポイント・A
大垣
ポイント・A
風がもて遊んだカミが宙から落ちると
それがどこにあったか分からなくなってしまった
手に取った本がどの場所にあったのか
分からなくなってしまった
あの萎れたトマトの植木鉢は
あそこにあっただろうか
そもそも僕はどこに立っていたっけ?
(Nowhere Man)
正しい場所に帰らなくちゃ
遥か彼方の空
太陽が1センチずれて浮かび上がる
ポイント・A 大垣 @ogaki999
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます