第6話 初釜に向けて

新年あけましておめでとうございます

さて、今回は初釜に向けてです。

2023年、新宿御苑で催される茶会で

なんと……お茶をたてるかもしれません。うう……おっかねぇ。

先生が、稽古中に、軽い感じで

「うん。できそうね。小間で点てて」

と仰いました……。

「やってよろしいのでしょうか」

と私が問うと、

「ええ。発表会だもの」

と笑っておられました。

発表会……というか、新宿御苑の茶室の中でお客様に見られながら、点てるのは大変、恐ろしい。

正直に言いますと、緊張で吐きそうです。助けてほしい。


しかし、指令が出てしまった以上、断る事ができません。よってなんとかできる状態までもっていかねばならない為、いままで以上に頑張りたいと思います。


2023 1/14 の誂え

掛け軸:松無古今色(松に古今の色無し)

意味:松の緑は時が経ても変化することがない。→ 長寿や繁栄を願う。


花:六角柳と白玉椿

香合:松かさ(松ぼっくり)


袴を踏まない。

お辞儀で頭を下げない(お客様とバッティングする)為。

蓋に絵柄がある時はお客様側へ向けて立て掛ける。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る