❁昼休み
1~4限の授業が終わり昼休みになった。俺は自分の席で作ってきた弁当を机に広げて黙々と食べ始めた、すると隣の席に奏愛が座ってきた。
「一緒に食べよ」
奏愛そう言って机の上に弁当を広げた。そういえば…なんで奏愛は俺にこんなにも引っ付いて来るようになったんだっけ?それに…なんでこんなにも仲良くなったんだろう。
「あれ?箸が止まってるけど食べないの?」
奏愛について考え事をしていると奏愛がじっとこっちを見ていた。
「なんでもないよ、食べるから」
「それにしても神楽の弁当美味しそうだね神楽の手作りなんでしょ?」
奏愛の奴弁当が食べたくてこっちを見てたのか卵焼きの1個位あげようかな。
「卵焼きあげる」
「え!?…良いの?じゃああ~んして?」
は?あ~んって…男同士なのに?彼女にでもしてもらえばいいのに、まぁ…良いか。
「あ~ん」
俺が差し出した卵焼きを食べるために奏愛は大きな口を開けて食べた。
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