❁障り
俺はそろそろ家に帰ろうと立ち上がったその時に体がザワザワと不快になった。
なんだコレ…なんか吐き気もするし目眩もする。
「おい!大丈夫か?もしかしてあの霊に障られたのか?」
あの霊ってさっきのだよな?確か腕を掴まれたような…。
「はい…触られました」
「そうか…じゃあ少しだけ我慢してくれ」
何を我慢するんだ?と思った時には遅かった紫雨さんは俺の顔に顔を近付けてきて唇と唇を合わせてきたのだった。
これって……キスじゃないか!?俺の初めてのキスを紫雨さんに取られるなんて!
紫雨さんにキスされていたその時頭の中に映像が流れた。
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