時は屍なり
氷丸 慶
プロローグ
「中毒」という言葉がある。ギャンブルや違法薬物は勿論、身近なところだとソシャゲのガチャにおいて、頭では止めなければならないとわかっていながらも、誤った行動を取ってしまう状態のことである。愚かと言えばそこまでの話ではあるが、それは本能であり、私たちが生物学上人間である以上は向き合わなければならない性である。
科学においても同様のことが言えるだろう。これ以上の開発は危険であると知りながらも科学は発展している。人間が持てる技術力の範疇を超えてしまったとき、きっとこの世界は、空気を入れすぎた風船のように破裂してしまうのだろう。
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