花と、、、

彼方希弓

Episode 1 胡蝶蘭

 2週間前のこと。

勤めている会社の社長が代わり、新社長が就任した。

社長が変わろうと、末端のパートにはあまり関係ないことだと思っていた。

取引先企業は、こんな時には御祝いに胡蝶蘭を贈るのが通例なのか、数日間でざっと40鉢の胡蝶蘭が会社に届いた。

総務部のあるフロアには飾りきれず、私が働く3階フロアにも10鉢の胡蝶蘭が運ばれてきた。

普段の生活では、なかなかこれだけの胡蝶蘭を見ることはない。

これは、いくらするのだろう。

ネットで調べてみると、花数にもよるけれど

5本立ちが55000円

3本立ちが33000円

くらいが相場のようだ。

うちの会社との関係性によるだろうけど、さすがに5本立ちは豪華で見栄えがいい。

ラッピングも、その花屋さんごとに個性があって、見ていて飽きない。

中でも、日比谷花壇のラッピングがワタシ的には1番いいな~と思った。

ネットで調べたら、世界初ブルーの胡蝶蘭が日本で開発されたと言う記事が出ていた。

今までの胡蝶蘭は、白の他にピンク、ムラサキ、ミドリがあるようだった。

で、ブルー

これは、ワタシ的には、ブルーなの?って思ってしまったけど。

ブルーと言うよりは、紫と紺の中間と言う感じ。

バラも青いバラをずっと開発し続けてるけど、青っていうのは難しいみたいですね。

胡蝶蘭の話に戻ります。

うちの会社に届いたのは、ほぼほぼ白でした。

1つだけ、ピンク。

御祝いには、白い胡蝶蘭が定番ですかね。



 2週間経って、上の方の花から、ちょっとずつしおれ始めてきました。

1ヶ月は楽しめると言うことだけど、暑い季節だし、どうだろうか。

出来るだけ、長持ちしてくれるといいなぁと思いながら毎日見ています。

今日の新聞に、選挙が近いので、胡蝶蘭の出荷準備が急ピッチと載っていました。

あぁ、選挙の時もよくダルマの横に胡蝶蘭あるなぁなんて。



 そんな感じで、花の話をしていきたいと思います。

宜しくお願い致します。


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